戦場の情報

 現在確認されているのは以下の8時代30戦場です。時代区分によって歴史保全省が分類し、便宜上の時代名・戦場名をつけています。

維新の記憶

 戊辰戦争を主とした時代・戦場。明治維新を成功させない、江戸幕府を存続させる、新選組を援護するという目的が強く見受けられます。

 歴史修正主義者はとことん明治維新を阻止したいようですが、=佐幕派というわけでもなく、近現代における最も大きな国内改変可能地点だから力を入れているのだと思われます。

 最も新しい時代の戦場で、これより新しい時代では遡行軍ではなく人間が動いているので政府側も陸軍特殊部隊歴史改変阻止大隊が対応します。

 審神者と刀剣男士が最初に出陣する時代でもあり、敵も弱いですし、6体揃った部隊はなく(最大4体)敵軍は刀装を持ちません。

1-1:函館[上限錬度11]

 明治2(1869)年5月11日、北海道(函館市)。新政府軍による函館総攻撃時の時空。土方歳三の戦死を阻止することが目的。

 最初のチュートリアルもこの戦場で行われます。チュートリアルは必ず敗北します。刀装をつけていれば初期刀でも問題なく勝利できます。

 道中は敵短刀のみ2体、敵本陣は脇差と短刀がそれぞれ1体ずつ出現します。ルート分岐ありで分岐すると敵本陣へは辿り着けません。何方のルートでも戦闘回数は2回。

 この戦場だけは検非違使が出現しません。

1-2:会津[上限錬度12]

 慶応4(1868)年8~9月、福島県(会津若松市)。鶴ヶ城の落城のころの時空。戊辰戦争東北戦線を維持するのが目的。

 初めて資材マスが登場します。ここでも出現するのは短刀と脇差だけです。道中は短刀2体、本陣は脇差1体・短刀2体です。

 ルート分岐はありますが、何方に進んでも敵本陣に到達します。何方のルートでも戦闘回数は2回。

1-3:宇都宮[上限錬度13]

 慶応4(1868)年4月上旬、栃木県(宇都宮市)。旧幕府軍と新政府軍が宇都宮で会戦した時空。幕府軍を勝利させ、新政府軍を壊滅させることが目的。

 ここでも出現するのは短刀と脇差だけです。道中は短刀3体(最初の戦闘)・脇差1体・短刀3体、本陣は脇差1体・短刀3体です。

 ルート分岐があり、分岐すると本陣へは辿り着けません。何方のルートでも戦闘回数は2回。

1-4:鳥羽[上限錬度20]

 慶応4(1868)年1月2日、京都府(鳥羽・伏見)。幕府軍と薩長の新政府軍が開戦した時空。新撰組をはじめとした幕府軍を勝利させる、もしくは守ることが目的。

 維新の記憶最終マップでここをクリアすれば次の江戸の記憶へと出陣可能になります。

 このマップから敵打刀が出現します。敵は3体が1マス、他は4体です。マスによって構成は全て異なります。本陣は打刀・脇差各1体と短刀2体です。

 ルート分岐は2回あり、2回目の分岐で本陣か通常マスかに分かれます。戦闘回数はどのルートでも3回です。

江戸の記憶

 江戸幕府成立から滅亡直前までの時代と戦場。鳥羽と大坂以外の歴史修正主義者の狙いが不明な時代でもあります。

 維新の記憶が約1年半の短い歴史の記憶であったのに対し、江戸の記憶は江戸時代260年間全ての記憶です。

 鳥羽以外は敵も6体編成になります。刀装は持っていません。

2-1:鳥羽[上限錬度23]

 慶応3(1867)年10月上旬、京都府(鳥羽・伏見)。徳川慶喜が大政奉還を行なう直前の時空。徳川慶喜を暗殺し、大政奉還を阻止することが目的と思われます。但し、これが幕府存続を狙ったものか、薩長による攻撃の早期化を狙ったものかは不明。

 江戸の記憶で唯一の6体未満編成のマップです。

 分岐が2回あり、分岐2回のルートを進むと戦闘数が1回のルートもあります。最大戦闘数は2回です。ルートによっては敵本陣へと辿り着けません。

2-2:江戸[上限錬度26]

 天保7(1836)年、東京都全域。天保の大飢饉で一揆が頻発している時空。一揆を扇動し混乱を増幅させようとしていることから、幕府転覆を目的としているのではないかと推測されます。

 ここから敵太刀が登場します。敵も6体編成になりますので、部隊を十分に育てておきましょう。太刀はそれなりに硬く火力も高いので、短刀では苦しくなってきます。鍛刀による高火力の戦力増強、レベル上げ、錬結や内番によるステータス強化などを推奨。

 分岐が2回あり、最少戦闘数は2回、最大戦闘数は3回、ルートによっては敵本陣へと辿り着けません。

 鍛刀不可能な篭手切江がドロップ可能。

2-3:江戸~元禄~[上限錬度29]

 元禄時代ではあるが、正確な年代は不明。その部隊名から海外へと出て行こうとしていることは判明していますが、その目的は一切不明。鎖国解除が目的か?

 ここから敵大太刀が登場します。部隊員の並びには注意しましょう。錬結・レベリング・戦力増強のいずれかはほぼ必須。装備も付けるようにしましょう。大太刀は短刀や脇差だと普通にワンパン重傷するので要注意。

 分岐は3か所あります。最後の分岐によっては敵本陣へは到達しません。どのルートでも戦闘回数は3回です。

 鍛刀不可能な篭手切江がドロップ可能。

2-4:大坂冬の陣[上限錬度32]

 慶長19(1614)年11月~慶長20(1615)年5月、大阪府(大阪市)。何故か豊臣家滅亡の夏の陣ではなく、冬の陣での時空。徳川家康の暗殺が目的と思われます。しかし、家康が死亡したとしても豊臣家滅亡は規定路線であったため、豊臣家を救うことが目的とは考えにくく、夏の陣阻止のための布石?。

 分岐は2か所、2か所目の分岐で本陣ルートと資材ルートに分かれる。最少戦闘数は2回、最大は本陣ルートの4回。

 大太刀は敵本陣のみ。敵本陣の部隊は2パターンあり、どちらが出るかはランダム。

 打刀以下は丸裸にされてボス前やボスで力尽きる事もよく起こります。6振中2振で太刀以上がいれば安定させやすくなるでしょう。全員Lv15以上、平均Lv20、最初のマスで評価Sを目安に、2マス目以降に進軍すれば安定します。

 当本丸では錬度30以下の部隊の育成マップ。

織豊の記憶

 織田信長が安土に城を構えてから徳川が天下を取るまでの時代・戦場。信長・豊臣家の救済が目的かと思われます。

 歴史修正主義者が織田信長に執着しているのが判る時代。確かに彼の存在は日本史において相当大きな分岐点だろうから、彼の存在をターゲットにするのも理解は出来ます。歴史改変は絶対ダメだけど。

 ここからは敵部隊も刀装兵を持ちます。敵部隊は刀剣男士と違って太刀以上も遠戦装備を使用したりしていますので注意。

3-1:関が原[上限錬度40]

 慶長5(1600)年、岐阜県。天下分け目の関が原の合戦の時空。徳川家康を暗殺し江戸幕府開府阻止、或いは豊臣家存続が目的と思われます。

 このマップでは大太刀が出ないので多少は楽。ここから敵部隊も刀装をつけてくる上に、投石兵や弓兵で遠戦攻撃をしてきます。

 分岐は2か所、2か所目の分岐で本陣ルートと資材ルートに分かれる。戦闘数はどのルートでも2回です。

3-2:本能寺[上限錬度42]

 天正10(1582)年6月2日、京都府。本能寺の変の時空。織田信長救助が目的。信長が生き延びればそれ以降の歴史が大きく変化することから、この歴史改変には相当な力を入れているものと推測されます。

 基本的に敵は6体編成ですが、2か所3部隊が3体編成となっています。但しこの3体編成は大太刀2もしくは3体なので厄介と言えば厄介です。本陣手前のマスで大太刀_乙×3の場合は、十分なレベルがあってもボコ殴りにされる可能性があるので要注意。遠戦で敵の生存値を出来る限り減らすか、錬結や内番のステータス上げ、刀装や馬の装備等でこちらの打撃、機動を上げての先手必勝を狙いましょう。

 大太刀を編成していれば非常に心強い。大太刀がおらず打刀、脇差で挑むのであればレベル25~30程あれば安定します。刀装は投石兵や弓兵、盾兵を活用しましょう。

 分岐は3か所、本陣へと至る場合のみ戦闘回数は3回、それ以外のルートでは2回となります。

3-3:越前[上限錬度47]

 天正元(1573)年8月、福井県。織田信長と朝倉義景の間で行なわれた合戦の時空。ここでは朝倉を救うのではなく、一向一揆支援が目的と思われるため、歴史修正主義者の狙いは不分明。

 この戦場から槍が登場します。池田屋以降に出現する高速槍に比べれば難易度は低いですが、このときから刀剣男士は槍を真っ先に狙う習慣をつけておくとよいかもしれません。

 ルート分岐は3か所。2回目の分岐で行き止まりになるか本陣到達かが決まります。どのルートであっても戦闘回数は3回です。

3-4:安土[上限錬度51]

 安土城築城のころの時制であることは判明していますが、その目的は一切不明。安土城攻撃部隊があることから築城させないことが目的かと思われます。

 この戦場から薙刀が登場します。薙刀は全体を攻撃するので厄介です。これも先に倒すようにしておいたほうがいいでしょう。

 分岐は4か所ありますが、分岐回数は最大2回です。どのルートであっても戦闘回数は3回、但し最初の分岐で午に進まなければ本陣には到達しません。