戦場の情報

池田屋の記憶

 ピンポイントで出てきた戦場。元治元(1864)年7月8日、京都府。維新の記憶といい、歴史修正主義者の多くは新撰組に相当な思い入れを持っているものと思われますが、その歪んだ崇敬は恐らく新撰組には迷惑。事実、新撰組刀剣の本御霊たちは一様に不快感を示しているそうです。

 但し、池田屋事件で何かを為すというのではなく、バタフライ効果で昭和の太平洋戦争阻止が目的のように見受けられます。どんな狙いがあるのか全く不明。"

 全て夜戦マップなので、ここの攻略中は太刀・大太刀・槍・薙刀は弱体化(or特徴無効)のため遠征要員になります。

 短刀無双の戦場で、ここまでに短刀を錬度50まで上げていない場合は突入する前に短刀の錬度上げをしましょう。

6-1:市中[上限錬度なし]

 新撰組が池田屋に向かうのを阻止する狙いがあると思われます。

 市街戦なので馬無効。短刀オンリーであれば刀装は銃兵が効果的です。

 生存にダメージを与える槍や、ヒット数の多い刀剣が多く登場するため、1巡目で敵を殲滅出来ないとボスまでの進軍が難しくなります。敵の刀装数にもよるが、概ねLv50~60位から一撃で倒せるようになってきます。槍以外から先制されやすいなら軽歩兵、それ以外は遠戦兵を付けると安定感が増します。

 このマップで脅威となるのが異常に素早い槍。実装されている中でも機動が最も高い刀剣より早く行動します。更に槍の特性上、どんなにレベル・統率が高くても確実に生存に9~7ダメージを受けてしまいます。

ボスマスとボス前マスに出現する短刀は非常に高い火力を持つため要注意。その為、敢えて有利な陣形を選択せず、不利でない限り打撃や機動の上がる陣形を選択するのも一考。 

 槍や短刀を遠戦で倒すか、1巡目で被害を受けない事を祈りつつ、2巡目が来るまでに倒す事が出来るかが攻略の鍵となります。

 分岐も多いですが、最少戦闘回数は3回、最大戦闘回数は本陣へ至るルートの7回となります。

6-2:京都(三条大橋)[上限錬度なし]

 新撰組が池田屋に向かうのを阻止する狙いがあると思われます。

 市街戦のため、馬のステータス補正は無効。橋の上の敵は弱いが、ボスまで12連戦と戦闘回数が多く、特に後半で撤退を余儀なくされる可能性も高いです。

 ルート分岐も多いですが、撤退しなければ約三割でボスマス到達が可能。最少戦闘回数は3回、最大戦闘回数は本陣ルートの12回です。

6-3:京都(池田屋二階)[上限錬度なし]

 狙いは不分明。ピンポイントで加州清光折部隊があることから、『加州清光』の破壊が狙いでしょうが、ここで『加州清光』が折れるのは正史であることから、『刀剣男士・初期刀の1振である加州清光』の破壊が狙いではないかと思われます。

 全マス夜戦マスに加えて屋内戦の為、銃兵以外の攻撃不可(装備できるが、遠戦攻撃は出来ない)。馬のステータス補正も無効です。

 ボスの隊長打刀の統率が高く、練度の高い極短刀以外ではどの刀種でも通常攻撃のみでは刀装をはがすことも難しいです。

 分岐も多いですが、最少戦闘回数は7回、最大戦闘回数は11回です。

6-4:京都(池田屋一階)[上限錬度なし]

 狙いは不分明。ピンポイントで加州清光折部隊があることから、『加州清光』の破壊が狙いでしょうが、ここで『加州清光』が折れるのは正史であることから、『刀剣男士・初期刀の1振である加州清光』の破壊が狙いではないかと思われます。

 市街戦のため、馬のステータス補正は無効。ボス以外は室内戦なので銃兵以外の遠戦装備攻撃が出来ません。ボスは昼戦・市街戦となり、遠戦刀装の有効化、夜戦効果が無効となります。

 それなりに火力が高い脇差や打刀も出現しますので、これらの敵刀剣をいかに早く倒せるかが鍵となります。

 分岐も多いですが、最少戦闘回数は6回、最大戦闘回数は10回です。

 この戦場をクリアすると、極修行が可能となります。

延享の記憶

 延享4(1747)年8月15日、江戸。細川家断絶を目論んだのでしょうか? 池田屋に『加州清光折部隊』が出た事とあわせて考えると、歌仙兼定に対するなんらかの狙いがあったのかもしれません。敵は初期刀を狙っている可能性も否定できません。但し、敵部隊名が当時とは無関係の名であることから、池田屋の記憶と連動し、目を逸らすことが主眼との見解もあります。だとすれば細川家・伊達家ゆかりの刀剣にはいい迷惑です。

 極刀剣がいることが前提の戦場ですので、無印刀剣だけではクリアも難しいです。刀装3つの太刀・大太刀、打刀の中でも特に統率値の高いメンバーで錬度95以上ならばクリアできることもあります(但し、全振り重傷なんてこともザラです)。

 敵に新しく「苦無」「中脇差」が登場。打撃・機動・偵察・隠蔽が非常に高く出現マスは経験値が高めです。打撃・機動が高いレア度3の槍が出現し、全マップで高速槍も出現します。

 当本丸では統率値70以上の縛りを設けて部隊を組んでいました。

7-1:江戸(新橋)[上限錬度なし]

 仙台藩邸(上屋敷)のある新橋が戦場であることから、伊達宗村を害することにより末期養子を阻止し熊本藩改易を狙ったかと思われます。

 基本的に半数以上が極刀剣の部隊のためのマップといってもいいです。無印なら錬度90以上の太刀・大太刀・槍・薙刀。無印の短刀・脇差は無理。打刀は微妙。

 市街戦のため、馬の効果は無効。7面は遡行軍の敵の方が強力な傾向のため、検非違使マークを付けた方が基本的に有利です。

 敵味方の刀装が通常より破損しやすいので、刀装を全く消費せずに周回することはほぼ不可能。

 4戦目では必ず苦無1~2体が出現し、強力な銃兵攻撃を行ってきます。

 分岐も多いですが、最少戦闘回数は2回、最大戦闘回数は7回です。

7-2:江戸(白金台)[上限錬度なし]

 熊本藩邸(下屋敷)のある白金台が戦場であることから、重賢の末期養子を阻止する狙いでしょうか。或いは宗孝を斬った板倉勝該の屋敷も白金台にあることから、そちらへの接触が目的かもしれません。

 基本的に半数以上が極刀剣の部隊のためのマップといってもいいです。無印なら錬度90以上の太刀・大太刀・槍・薙刀。無印の短刀・脇差は無理。打刀は微妙。

 市街戦のため、馬のステータス補正は無効。雨のため、銃兵による遠戦が発生しない。能力値補正は有効。

 苦無・中脇差に加え、高速槍が強化されている。低統率の刀種だと10以上のダメージも珍しくない。一方7-1よりも全体的に敵の遠戦や生存値が弱体化しています。

 極短刀に金弓兵2をつけるとかなり楽に進めます。

 分岐も多いですが、最少戦闘回数は3回、最大戦闘回数は本陣へ至るルートで8回です。

7-3:江戸(江戸城下)[上限錬度なし]

 登城中の伊達宗村或いは細川宗孝を狙ったものかと思われます。

 基本的に半数以上が極刀剣の部隊のためのマップといってもいいです。無印なら錬度90以上の太刀・大太刀・槍・薙刀。無印の短刀・脇差は無理。打刀は微妙。

 市街戦のため、馬のステータス補正は無効。道中・ボス戦・マップいずれも厄介な構成となっており、全戦場の中でも高い周回難易度を誇る。

 高速槍がより高頻度で現れるようになり、打撃も7-2より更に上昇しています。一方刀装は全体的に減っているので、遠戦中心の部隊なら白刃戦前に倒すことも可能。

 中脇差・苦無と遭遇するのは基本的にボスマスのみなので、7-2より太刀、槍などの大型刀種が活躍しやすくなっています。特に対高速槍として機能する極脇差、レア打刀、極打刀、槍の重要度が高いです。極短刀も引き続き主戦力として機能するが、高速槍の影響で道中で重傷になるリスクも高い点に注意。

 分岐も多いですが、最少戦闘回数は2回、最大戦闘回数は本陣に到達するルートで9回です。

7-4:江戸(江戸城内)[上限錬度なし]

 板倉勝該による宗孝殺害とその場での死亡確認を狙ったのでしょうか。

 部隊の総偵察値によって長距離ルート(難易度低・偵察値319以下)・中距離ルート(難易度中・偵察値320~499)・短距離ルート(難易度高・偵察値500~)に分かれます。出陣させた段階で自動的に該当するルートへと送られます。

 馬の効果が無効。遠戦は銃兵でのみ発生し、全ての遠戦が発生しないマスもあります。

 出現する敵は短刀・脇差・打刀が中心。レア3~5の高速槍が登場。長距離ルートではボスマスのみですが、中距離、短距離になるにつれ、出現頻度が上がります。 先手を取るのはほぼ不可能で、短刀以外の刀種では極問わず一撃中傷・重傷の大ダメージになってしまいます。

長距離ルート

 偵察値の条件から極短刀・極脇差は1~3人までの編成が限界ですが、道中の敵は特刀剣でも十分に倒せます。 短刀、脇差、打刀のレべリング用マップとして選択肢に入ります。短刀ならおよそレベル50程度から、敵短刀に先行しつつ一撃で倒せるようになるのでS勝利を狙いやすくなります。遠戦がほぼ発生しないのと、敵の体力が全員同じ編成も多いため、隊長に誉を集中させやすいです。

 一本道で分岐はありません。戦闘数は11回です。

中距離ルート

 高速槍やボスの苦無・中脇差の存在で被害が出やすいが、適度な長さ・難易度に高めの経験値のため、低レベルの極短刀、高レベルの短刀育成に向いています。極短刀であれば重歩兵による補強でかなり固くなります。ただし敵の鶴翼陣や、ボスマスの苦無は無視できないダメージを受けることも。

 一本道で分岐はありません。戦闘数は8回です。

短距離ルート

 最短ルートであるが現状では最高クラスの難易度を誇り、高レベルの極短刀専用と言えるマップ。 平均レベル60以上が比較的安全に挑戦できる目安。それ以下ではボス到達まで運頼みとなります。レベル60以下では先手を取られやすく、槍のダメージも最小限に抑えにくい。索敵はレベル99×6でも確実に成功するわけではありません。代わりに経験値が破格の高さでマップも短く行き止まりもないので効率が非常によいです。より多くの周回を考慮する場合、ボス戦で甚大な被害を避けるには平均レベル70以上が推奨されます。

 一本道で分岐はありません。戦闘数は5回です。

青野原の記憶

 延享の記憶出現から2年を経て出現した新たな時代と戦場。豊臣秀吉死去から関ケ原の戦いに至るまでの慶長5(1600)年時空で、恐らく関ケ原の戦いを起こさないこと、石田三成を排除し豊臣家存続を狙っているのではないかと思われます。

 極刀剣男士前提の戦場。ALL極なら錬度30台でもクリアは可能です。但しそのときの編成は大太刀1・打刀2・脇差1・短刀2でした。

8-1:阿弥陀ヶ峰[上限錬度なし]

 京都阿弥陀ヶ峰の豊国廟が戦場。但し現時点で時間軸がいつなのかは不明で、秀吉没直後の納棺時なのか、それ以降の石田三成の参詣の折のことなのかは判っていません。但し、ここで石田三成を暗殺し関ケ原の戦いを防ごうとしているのではないかと思われます。もしくは石田三成が豊臣家の主導を握るのを防ぐ目的があるのかもしれません。

 延享で苦戦させられた苦無と中脇差は本陣以外には出現しませんが、現在最難関の戦場でもあり(但し、江戸城内短距離ルートよりは容易)、極刀剣専用の戦場といっても過言はありません。

 分岐ポイントは4か所あり、横道へ入ると本陣へは到達できません。最少戦闘回数は4回、最大戦闘回数は9回です。

8-2:上田城[上限錬度なし]

 関ケ原主戦場に向かう途中の、徳川秀忠が辛酸をなめさせられた真田家の上田城戦。東軍の徳川軍を支援する目的で遡行軍が集結している様子です。

 川を超えたマスから敵の強さが変わります。攻略するだけであれば無印70台・極30台でも突破は可能。全マップ周回するなら極50は欲しいところ。川を渡らずにレベリングするのもあり。

 分岐ポイントは4か所あり、横道へ入ると本陣へは到達できません。最少戦闘回数は3回、最大戦闘回数は12回です。