第7章 業務

1.業務端末

 審神者の業務は基本的に全て業務端末(審神者執務室に標準設置されているデスクトップパソコン)にて行なう。また支給されたタブレット端末にも接続しリンクさせることが可能。

 この業務端末に本丸の全ての情報が集約されるため、扱いには充分に留意し、常に最新のセキュリティ対策を取ること。歴史保全省技術局にて最新のセキュリティソフトを配布しているので、アップデートを怠らないように。また、ID・PWの管理は厳重に行い、文字によるパスワードではなく、生体認証に切り替えることを推奨する。

2.基本業務

 審神者が毎日行なう基本的な業務。出陣に伴う戦闘指揮、遠征の指示、演練参加、鍛刀、刀剣男士の手入、錬結、刀解、刀装作りがこれに当たる。各種報告書提出については別項目にて解説する。

審神者の錬度

 審神者にも刀剣男士同様レベルがある。刀剣男士の出陣・遠征・演練によって審神者も経験値を得、それによって上昇。現在、審神者のレベル上限は300となっている。この審神者錬度によって、資源の最大保有数が決定する。なお、審神者錬度は業務を行なっていれば上がっていくので、審神者の業務査定には殆ど影響しない。但し、同程度の就任日数と比較し著しく高いもしくは低い場合は査定に影響を及ぼすこともある。

出陣

 基本中の基本任務。審神者の端末の『出陣』から出陣させることが出来る。部隊編成後、その時点で出陣可能な戦場へと部隊を送る。敵本陣を撃破することで出陣可能な戦場・時代は増える。なお、大手門から出陣させることも可能。端末の『出陣』から出陣させると自動的に報告書に戦闘記録(出陣先・戦闘数・勝敗)が記入され、書類仕事の軽減に繋がる。

 なお、一度に出陣出来るのは1部隊のみとなっている。業務端末から出陣させる場合は常に戦闘の様子を見ることが出来、審神者が陣形・進軍・撤退を指示出来る。大手門から出陣する場合は、部隊帰還まで審神者が部隊に干渉することは出来ない。

 また、端末からの出陣については本丸と戦場の時間はリンクせず、1戦闘が本丸時間の5分となるように咒によって調節されている。大手門からの出陣であれば、本丸と戦場での時間の流れが同じとなる。

結成
 出陣は部隊を編成して行なう。1部隊は最大6人の刀剣男士で編成される。
 部隊編成は端末画面『結成』から行なうか、刀剣男士を招集して直接指示するかの2パターンがある。結成画面からであれば、同時に装備させる刀装・馬・お守りの支給も出来、また部隊の解散、装備の一括取り外しも可能である。
 最大4部隊まで編制できるが、一度に出陣出来るのは1部隊のみで、残り3部隊は待機、または遠征となる。
 なお、出陣同様、端末から結成することで、報告書には自動入力され、書類作成の軽減が出来る。
陣形
 戦場にて偵察の結果、陣形が判明することがある。味方の索敵が敵の隠蔽よりも高ければ、索敵が成功し陣形が判明するので、有利に戦闘を開始できる。敵味方とともに使用する陣形は以下の6つである。
  • 魚鱗陣:打撃↑ 統率↓ 衝力↓ 中央を前進させ右翼・左翼に向かって下げていく陣形。防御を犠牲にした攻撃重視型。高威力で敵を押し込みやすい。
  • 鶴翼陣:打撃↑ 統率↓ 機動↓ V字型の陣形。防御と機動を犠牲にし、攻撃力を大きく高めた迎撃型。肉を切らせて骨を断つ戦法。
  • 横隊陣:統率↑ 衝力↓ 必殺↑ 横一列の陣形。真剣必殺の出やすい防御型。押し出しによる敵の無力化はしにくくなる。
  • 雁行陣:統率↓ 機動↑ 衝力↑ 必殺↓ 左翼を前進させ右翼に向かって下げていく陣形。防御を犠牲にし、押し込む力を高めた速攻型。先手を取り、敵軍を押し込んでの無力化を狙う。素早く敵軍を掃討可能な攻撃力を持つ場合に適する。
  • 逆行陣:統率↓ 機動↑ 右翼を前進させ左翼に向かって下げていく陣形。防御を犠牲にし、機動を高めた速攻型。先手を取りやすい。素早く敵軍を掃討可能な攻撃力を持つ場合に適する。
  • 方陣:打撃↓ 統率↑ 機動↓ 横並び陣形を凸凹にした陣形。攻撃と機動を犠牲にした堅牢な防御型。打撃力は低下するが、横隊陣より防御力が高い。
受傷
 戦場において刀剣男士は傷を負う。基本的に敵の攻撃はまず刀装が受ける(槍などの貫通攻撃は刀装を無視して直接刀剣男士にダメージを与える場合がある)。その程度によって3段階の受傷状態を設定し戦闘画面・編成画面で把握しやすくしているが、端末から出陣指示を出していなければ戦闘画面での確認はできない。
  • 軽傷:生存値の約1割が削られた状態
  • 中傷:生存値の約3割5分が削られた状態で、この状態になると真剣必殺が出る可能性がある
  • 重傷:生存値の3割以下にまで削られた状態。この状態で戦闘開始した場合のみ、刀剣破壊が起こり得る。端末から出陣指示を出している場合は隊長が重傷を負うと部隊は強制帰還となる。
刀剣破壊
 刀剣破壊が発生するのは、重傷状態で戦闘開始をした場合のみ。それ以外での刀剣破壊は起こらないよう、宮内庁神祇局陰陽部が契約の儀に咒を掛けている。また、端末から出陣指示を出している場合、隊長が重傷を負えば部隊は強制帰還となるし、隊員が重傷の場合は『重傷者がいるが、このまま進軍するか』との注意喚起メッセージがポップアップする仕様となっている。
 なお、一部で刀剣破壊された刀剣男士は本霊に還れないと誤解している審神者があるようだが、刀剣破壊であっても分霊は消滅せず、本御霊に戻ることが確認されている。
 また、半年で2振以上の刀剣破壊があった場合、運営に問題がないか、指揮能力に問題はないかの確認のため、面談及び場合によっては追加研修が行われる。
お守り
 一度だけ刀剣破壊を防ぐことが出来る。通常のお守りであれば生存値1の状態で復活し、その戦闘中に再度破壊されることはない。お守り極であれば傷が全快した状態での復活となる。なお、一度使用されたお守りは消滅する。
 刀剣男士のステータスを強化する性能を持つ。基本的に機動が上昇し、馬によってはその他のステータスも上がる。機動の遅い大太刀や一部の太刀は是非騎乗させたい。但し、市街戦や室内戦など、馬が無効になる戦場もあり、馬を装備していても、馬の恩恵は受けられない。
 なお、仮に騎乗していた刀剣男士が破壊されたとしても、馬は自動的に厩に戻り、死ぬことはない。
仙人団子
 部隊全員の疲労度を回復させることが出来る。とはいえ、精神の疲労までは回復しないので、疲労状態となった刀剣男士は本丸にて休養を取らせることを推奨する。
 同様の効果を持つ一人用の『一口団子』もある。
幕の内弁当
 部隊全員の疲労度を大きく回復させることが出来る。仙人団子よりも効果が高く、刀剣男士が桜付きの状態となる。とはいえ、精神の疲労までは回復しないので、疲労状態となった刀剣男士は本丸にて休養を取らせることを推奨。
撤退・帰城
 撤退・帰城の指示は審神者の役目である。端末から出陣指示をしていれば、1戦闘毎に進軍するか帰城するかの確認が出る。大手門からの出陣であれば、実際の撤退・帰城の判断は刀剣男士が行うことになるが、それも審神者が予めどの段階で帰城するのかを伝えておく必要がある。但し、戦闘に敗北した場合と隊長が重傷を負った場合は強制帰還となる。
 撤退・帰城のタイミングはそれぞれの本丸・審神者によって異なり、刀装が壊れたら帰還、軽傷を負ったら・中傷を負ったら・重傷になったら帰還、敵本陣を叩くまで帰還せずなど、様々だろう。政府としてどのタイミングで撤退せよという指示はないが、刀剣男士からの不満として一番多いのは軽傷以下での撤退、特に軽傷未満刀装減少での撤退であることは明記しておく。
 過去、軽傷未満刀装減少での撤退を繰り返していた審神者が刀剣男士の進言・諫言後も改善されず、その結果本丸運営が崩壊し、全刀剣男士が政府に刀解を申し入れた事例があることを教訓としてほしい。

経験値

 敵との戦闘、演練での戦闘による経験は各種データに基づき数値として表示している。刀剣男士並びに審神者はその経験を積むことによってレベル(錬度)が上昇する。一部から『ゲームのようだ』との批判があることは承知しているが、数値として客観視することによって、効率的な部隊編成・進軍が可能となる。そのため、経験を経験値や錬度、能力をステータスとして数値化している。

隊長
 それぞれの部隊の隊長には、獲得経験値に多少のボーナスが付与される。これは個性の強い刀剣男士をまとめる苦労に対するささやかなボーナスであると思っていただきたい。
 また、戦闘において隊長が重傷を負った場合、部隊は強制帰還となる。審神者のトラウマ、初期刀のチュートリアル出陣のそれである。
 最も敵軍にダメージを与えた刀剣男士がその戦闘の誉(MVP)となる。その報酬として他刀剣男士よりも1.5倍の経験値を獲得出来る。誉を複数回獲得することにより刀剣男士の戦意が高揚した状態になることを『桜つき』と呼ぶ。桜が付いている状態の刀剣男士の能力は一時的に上昇することが確認されている。

遠征

 出陣の戦闘任務とは別に、各時代・各ポイントに部隊を派遣し、内偵・護衛・支援などを行なうのが遠征である。端末出陣ではあっても戦闘とは違い審神者が状況を見ることは出来ない。

維新の記憶
鳥羽・伏見の戦い
所要時間10分 慶応4(1868)年、京都。合計錬度が5以上の部隊を自由に編成し、戦いに勝利する。
世直し一揆
所要時間30分 慶応4年江戸。合計錬度が10以上の短刀を中心とした部隊を結成し、戊辰戦争期に起きた世直しを沈静化させる。
甲州勝沼の戦い
所要時間20分 慶応4年、戊辰戦争の東日本初戦。合計錬度が20以上の脇差を中心とした部隊を結成し、江戸へ向けて進軍する。
白河戦線
所要時間1時間 慶応4年、戊辰戦争。合計錬度が30以上の短刀・脇差を中心とした部隊を結成し、白河城へ向かう。
江戸の記憶
公武合体運動
所要時間1時間30分 幕末の江戸・京都。合計錬度50以上の部隊を自由に編成し、見回りを行なう。
加役方人足寄場
所要時間3時間 寛政元(1789)年、江戸。合計錬度60以上の打刀を中心とした部隊を結成し、自立支援を行なう。
享保の大飢饉
所要時間2時間 享保17(1732)年、全国。合計錬度80以上の太刀を中心とした部隊を結成し、人々を助ける。
天下泰平
所要時間2時間30分 江戸初期の各地。合計錬度100以上の打刀・太刀を中心とした部隊を結成し、見回りを行なう。
織豊の記憶
美濃国の決戦
所要時間4時間 慶長5(1600)年、関が原の戦い。合計錬度110以上の部隊を自由に編成し、関が原の戦いに加勢する。
反旗を翻した原因
所要時間3時間 天正10(1582)年、本能寺の変前後。合計錬度120以上の大太刀を中心とした部隊を結成し、本能寺の調査をする。
安土城の警備
所要時間10時間 天正7(1579)年、第3次信長包囲網。合計錬度130以上の部隊を自由に編成し、安土城を警備する。
天下布武
所要時間8時間 永禄10(1567)年、織田信長が天下統一を目指し始めるころ。合計錬度140以上の部隊を自由に編成し、足利体制の存続を調査する。
戦国の記憶
長篠城攻城戦
所要時間2時間 天正3(1575)年、長篠の戦前哨戦。合計錬度150以上の部隊を自由に編成し、徳川方の密使・鳥居強右衛門を援護する。
西上作戦
所要時間5時間 元亀3(1572)年、武田信玄の西上作戦。合計錬度180以上の部隊を自由に編成し、遠江国・三河国・美濃国へ向かう。
甲相駿三国同盟
所要時間12時間 元亀2(1571)年、武田・北条の同盟。合計錬度200以上の部隊を自由に編成し、和平協定の手助けをする。
比叡山延暦寺
所要時間6時間 元亀2(1571)年、比叡山焼き討ち前後。合計錬度220以上の部隊を自由に編成し、延暦寺の見回りをする。
武家の記憶
鎌倉防衛戦
所要時間12時間 元弘元(1331)年、元弘の乱。合計錬度240以上の部隊を自由に編成し、鎌倉へ向かう。
元寇防塁
所要時間18時間 弘安4(1281)年、元寇。合計錬度260以上の槍を中心とした部隊を結成し、防塁の見回りをする。
流鏑馬揃え
所要時間15時間 承久3(1221)年、承久の乱。合計錬度280以上の薙刀を中心とした部隊を結成し、諸国の兵を集める。
奥州合戦
所要時間24時間 文治5(1189)年、奥州藤原氏と源頼朝軍の最終決戦。合計錬度300以上の4種以上の刀剣を配した部隊を出陣させる。

演練

 特別なフィールドで行なう、刀剣男士の模擬戦のこと。演練場は各所属国ごとに分かれているが、これは審神者の人数が多く、所属国別のほうが効率がよいためである。特殊な事情がある場合、或いはトップランカーであれば、所属国以外の演練場で演練参加可能。特にトップランカーに関しては政府依頼で他国の演練場に赴いてもらうことも多い。

 演練は午前9時から開始され1日最大で10戦が可能。午前9時から午後1時の午前の部と午後1時から午後5時までの午後の部があり、それぞれ5戦まで対戦できる。戦闘は演練フィールドと外界では時間の流れが異なっており、フィールドに入って戦闘開始から戦闘終了までは一律で10分となるように調節されている。なお、演練戦闘の様子は全て記録録画されており、当日最終便にて本丸に記録媒体が届けられるので、詳細を確認したい場合は記録媒体で映像を見ることが出来る。

 対戦相手は審神者の錬度によってランダムに組まれ、5戦する場合は同錬度帯4部隊、高錬度帯1部隊となる。なお、高錬度帯にあたる本丸には事前通達があり、高錬度帯本丸は指南役本丸認定され最低1戦は低錬度部隊と対戦することとなる。

 なお、特定の本丸との対戦を希望する場合、担当官を通じて申請すること。正当な理由が認められれば、申請から1週間後の演練で対戦が可能となる。この場合、他所属国であっても対戦できるため、同窓生対決や親子兄弟対決など、普段は中々直接の交流が取れない審神者の交流の場ともなっている。

鍛刀

 審神者の基本業務の一つである、刀剣男士を集めるための手段。鍛錬所の式神に資材と霊力を与えることで刀剣男士の本体であり依代である刀剣を作り出す。鍛刀に要する時間は刀種・レア度によって異なる。なお、刀剣男士の依代は敵軍を倒すことによって入手することも可能で、こちらは一般的にドロップと呼ばれる。

顕現
 刀剣男士の依代に分霊を招き、人の肉体(現身)を与えること。鍛刀したばかり(ドロップしたばかり)の刀剣は飽くまでも依り代であるに過ぎず、分霊は宿っていない。そのため、審神者が霊力を注ぐことで分霊を呼び、現身を与えるのである。
 顕現は鍛錬所で依代に霊力を篭めつつ祝詞を捧げることで可能となる。但し、これは一般的な審神者の場合で、特に霊力が高い、或いは上位神の加護がある場合は、祝詞はなくとも顕現は可能。飽くまでも祝詞は霊力補助である。
 なお、同一の刀剣男士を複数個体顕現することは可能ではあるが、審神者及び刀剣男士本刃へのマイナス面での精神的影響があることが確認されているため、推奨はしない。
 顕現の際に刀剣男士は己を喚んだ者が自分の所有者であり指揮官であり主であることを理解している。一定期間審神者の霊力を受けない(審神者が本丸にいない場合)自動的に顕現が解かれ、更に一定以上の期間が過ぎると自然刀解となる。審神者が退職した場合も同様で、契約が切れた段階で刀解となるが、その前に他審神者との契約更新をすれば、錬度・能力値は初期化するものの、記憶と肉体は維持される。
顕現の祝詞(勧請之詞)
 此れ神床に坐す掛けまくも畏き天目一箇神に 恐み恐み白さく
 【所属国】にて仕え奉る【審神者号】が伏して願い奉る
 敷島の秋津洲の古よりその未来(さき)を守りたる戦神を招きその御力を請い願い
 かの大和の太刀(短刀・脇差・打刀・大太刀・槍・薙刀)に宿りたる分け御霊に現身を与え奉らんことを希う
 此れここにまします【刀剣名】を顕現せしめたまえと聞し召せ給えと恐み恐み白す
依頼札
 鍛刀を行なうために必要な呪符。この札を鍛冶式神に渡すことで霊力の受け渡しを行ない、審神者の霊力で鍛刀を可能にする。
 万屋で購入する他、任務達成報酬や戦場での回収で入手可能。何故陰陽部で作っている呪符が戦場にあるかは不明。
手伝い札
 鍛刀・手入の時間を短縮する呪符。使用した段階での残り時間を0に出来る。万屋での購入の他、任務達成報酬で入手可能。
御札
 鍛刀・刀装作りの際に、より上位のもの・希少度の高いものを造り出す可能性を高めるための呪符。
 一部では『御札なんてちり紙だ』と言われ効果が疑問視されているが、御札にも物欲センサーが働いていると思っていただきたい。

刀解

 刀剣男士の依代を資材に戻し、分霊が宿っている場合は分霊を本御霊に還すこと。刀剣男士と審神者の契約解除にあたる。審神者の一部には刀解=刀剣男士を殺すと認識している者もいるが、刀剣男士にしてみれば任務名にある通り『お役御免』という単なる退職であり、次の出番までの休職期間突入という程度の認識である。

 但し、一度も顕現していない刀剣は分霊が宿っていないため、単に刀という物質を素材に戻すだけの作業となる。

 なお、刀剣男士の思考は顕現した審神者に影響を受けるため、『刀解=死』と捉えている審神者の刀剣男士は同じ認識になるケースもある。また、審神者の許で得た『個』を失うことに変わりはないため、審神者の退職・刀剣男士の希望以外での顕現済み刀剣男士の刀解は避けるほうがよい。

刀解の祝詞(御霊還之詞)
 此れ神床に坐す掛けまくも畏き金屋子神に 恐み恐み白さく
 【所属国】にて仕え奉る【審神者号】が伏して願い奉る
 敷島の秋津洲の古よりその未来(さき)を守りたる戦いがため招きし戦神
 その尊き御務めはたし給いしがゆえに その元たる本御霊に還し奉らん
 此れここにまします【刀剣名】の身を解き源へと返さしめたまえと聞し召せ給えと恐み恐み白す

錬結

 依代に宿っている能力を移し刀剣男士の能力を強化すること。各刀剣によって強化出来るステータス・数値は異なる。

錬結の祝詞(御霊併之詞)
 此れ神床に坐す掛けまくも畏き天目一箇神に 恐み恐み白さく
 【所属国】にて仕え奉る【審神者号】が伏して願い奉る
 敷島の秋津洲の古よりその未来(さき)を守りたる戦神に
 糧となりし尊き刃の御力併せ給はんと希う
 此れここにまします【刀剣名】に御力併せしめたまえと聞し召せ給えと恐み恐み白す

刀装

 刀剣男士を守り補助する兵卒の式神、またはその式神を作り出すこと。審神者だけでは作成出来ず、必ず刀剣男士とともに作成しなければならない。

 刀装は宝珠に『兵士』の力を宿したもので、装備すると刀剣男士のステータスを底上げしたり、刀剣男士の受けるダメージを肩代わりしてくれる。刀装に宿った兵力が0になると刀装は消滅してしまうが、兵力が1でも残っていれば本丸に戻れば審神者の霊力を受けて刀装の兵力は全快する。

 刀装には軽歩兵・重歩兵・精鋭兵・軽騎兵・重騎兵・投石兵・弓兵・銃兵・槍兵・盾兵の10種類があり、それぞれ特上(金珠)・上(銀珠)・並(青銅珠)の3つのランクがある。種類やランクによって強化されるステータスや兵力が異なる。

 なお、刀剣男士によっては刀装作成の得手不得手や種類の偏りがあることが確認されている。一般に不器用或いは大雑把といわれる刀剣男士は苦手、器用・審美眼が高い刀剣男士は得意の様子。

  • 軽歩兵 軽装備の足軽。ステータスの上昇や兵力はやや低いが、入手しやすく全刀剣が装備可能。起動が上昇するので便利。
  • 重歩兵 重装備の歩兵。打撃や統率が上昇し、兵力も高め。機動は上がらないが、攻守ともにバランスよく上げられる。
  • 軽騎兵 速度に優れた騎兵は装備させると機動が大きく上昇する。攻撃速度を速めたいときに有用な刀装。
  • 重騎兵 速度面を犠牲にしているため機動は上がらないが、統率を中心にステータス全般が底上げされる。太刀・大太刀が装備可能。
  • 精鋭兵 大太刀しか装備出来ないが、統率と機動が上がるので非常に強い。特上精鋭兵を積んだ大太刀なら戦闘で誉を量産できる。
  • 投石兵 白刃戦の前の遠戦が可能な刀装。遠戦可能な刀装の中では兵力が多い。短刀、脇差、打刀が装備可能。
  • 弓兵 白刃戦の前の遠戦が可能な刀装。装備すると隠蔽も大きく上昇する。短刀、脇差が装備可能。
  • 銃兵 白刃戦の前の遠戦が可能な刀装。偵察が大きく上昇するが、兵力が少なく剥がれやすい。短刀のみ装備可能。
  • 槍兵 衝力を大きく上げられる刀装。槍と薙刀のみが装備可能で、高レベルの槍や薙刀に装備させると効果大。
  • 盾兵 統率を大きく上げられる刀装。特上になると兵力も全刀装中で一番高いので、弱い刀剣を後半マップで育成するときなどに便利。

手入れ

 審神者は式神に霊力を渡すだけで(手入れが始まると自動で式神に霊力が供給される)自ら手入れをすることは出来ない。流石に素人の付け焼刃の知識で刀剣の手入れをさせることは出来ないので、自身で行なおうとはしないこと。最悪の場合は刀剣破壊が起こる。

 そもそも刀種によって、或いは錬度によっては手入れ時間が数時間、或いは数日に及ぶ場合もある。その間審神者が負傷した刀剣男士に付きっ切りでは他の業務が行えないのみならず、審神者が食事もせず排泄もせず睡眠もとれないということになる。自らの手で打ち粉を振るい手入れをしている気になっているであろうが、それはともに手入れを行なっている(気を使って式神は不可視状態で手伝ってくれている)式神の力である。

 なお、業務ではない手入れ(受傷状態を直すものではなく、日々のお手入れ)であれば、審神者にも可能で、この手入れを喜ぶ刀剣男士もいる。しかしながら、信頼関係が強固でなければ刀剣男士は自らの本体である刀剣を仮令主とはいえ預けることはない。そのことから、日常の手入れは刀剣男士からの信頼度のバロメーターともなる。

3.日課任務

 上記基本業務のうち、毎日行なうべき任務。それぞれの達成目標値は以下の通り。なお、これらの数値は『これをこなせば仕事終了!』ではなく、これらの数値であれば就任間もない審神者でも最低限出来るであろう数値である。

出陣

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
dA1 いざ出陣 部隊を出陣させ、敵部隊と交戦し、勝利せよ 50 75 100 125 依頼札
dA2 ボスに勝利 部隊を出陣させ、ボスに勝利せよ 150 150 150 150 依頼札・小判200枚
dA3 検非違使を1回撃破 検非違使と交戦し、1回勝利せよ 300 300 300 300
dA4 敵部隊に3回勝利 部隊を出陣させ、敵部隊と交戦し、3回勝利せよ 100 125 150 75
dA5 敵部隊に5回勝利 部隊を出陣させ、敵部隊と交戦し、5回勝利せよ 150 175 100 125
dA6 敵部隊に10回勝利 部隊を出陣させ、敵部隊と交戦し、10回勝利せよ 200 125 150 175

演練

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
dB1 「演練」を3回実施 他の本丸の部隊と3回「演練」を実施せよ 75 100 125 50 手伝い札
dB2 「演練」で1回勝利 他の本丸の部隊に「演練」で1回「勝利」せよ 125 150 75 100 小判×50
dB3 「演練」で2回勝利 他の本丸の部隊に「演練」で2回「勝利」せよ 175 100 125 150 小判×100
dB4 「演練」で3回勝利 他の本丸の部隊に「演練」で3回「勝利」せよ 125 150 175 200 小判×150

遠征

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
dC1 「遠征」に3回派遣 部隊を「遠征」に3回派遣せよ 100 125 50 75 手伝い札
dC2 「遠征」を1回成功 「遠征」を1回成功させよ 150 75 100 125 小判×100
dC3 「遠征」を2回成功 「遠征」を2回成功させよ 100 125 150 175 小判×150
dC4 「遠征」を3回成功 「遠征」を3回成功させよ 150 175 200 125 小判×200

刀装

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
dE1 「刀装」を1体作成 「刀装」を1体作成せよ(失敗でも可) 30 30 30 30
dE2 「刀装」を2体作成 「刀装」を2体作成せよ(失敗でも可) 50 50 50 50
dE3 「刀装」を3体作成 「刀装」を3体作成せよ(失敗でも可) 70 70 70 70

鍛刀

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
dF1 「鍛刀」を1回実施 「鍛刀」を1回行い、戦力を増強せよ 30 30 30 30 依頼札
dF2 「鍛刀」を2回実施 「鍛刀」を2回行い、戦力を増強せよ 50 50 50 50 依頼札
dF3 「鍛刀」を3回実施 「鍛刀」を3回行い、戦力を増強せよ 70 70 70 70 依頼札
dF4 お役御免 刀剣男士を1振り「刀解」せよ 50 50 50 50 手伝い札

錬結

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
dG1 「錬結」を1回実施 「錬結」を1回行い、刀剣男士を強化せよ 50 50 50 50 手伝い札

4.主要任務

 一度だけ達成すれば良い任務で、審神者就任後の行動指針的なもの。一部を除いて審神者着任から半年以内、早い者であれば1週間程度で終了可能。

結成

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
rA1 初めての部隊結成 刀剣2体以上で編成される部隊を結成せよ 150 150 150 0
rA2 短刀部隊の結成 短刀4体以上で編成される部隊を結成せよ 100 120 0 100 依頼札
rA3 6体編成部隊の結成 刀剣6体で構成される主力部隊を結成せよ 300 300 300 300 第2部隊開放
rA4 第2部隊の結成 2つ目の部隊へ部隊長を任命し、第2部隊を結成せよ 0 100 0 100 依頼札
rA5 太刀部隊の結成1 太刀2体以上で編成される部隊を結成せよ 100 0 100 0 手伝い札
rA6 太刀部隊の結成2 太刀4体以上で編成される部隊を結成せよ 0 200 200 200 御札・梅
rA7 大太刀の部隊編成 大太刀1体以上で編成される部隊を結成せよ 200 150 150 250 依頼札
rA8 槍部隊の結成 槍3体以上で編成される部隊を結成せよ 0 150 0 150 依頼札
rA9 「虎徹」部隊の結成 蜂須賀虎徹・浦島虎徹で編成された部隊を結成せよ 0 200 200 250 小判×700
rA10 脇差部隊の結成 脇差6体で編成される部隊を結成せよ 150 150 150 150 御札・富士
rA11 大太刀部隊の結成 大太刀4体で編成される部隊を結成せよ 100 100 100 100 仙人団子

出陣

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
rB1 初めての出陣 部隊を出陣させ、敵部隊と戦闘せよ 0 0 100 100 手伝い札
rB2 函館を攻略せよ 函館本陣を落とせ 100 100 100 100 小判×200
rB3 会津を攻略せよ 会津本陣を落とせ 150 150 150 150 小判×200
rB4 宇都宮を攻略せよ 宇都宮本陣を落とせ 200 200 200 200 小判×400
rB5 鳥羽を攻略せよ 鳥羽本陣を落とせ 250 250 250 250 小判×400
rB6 鳥羽を攻略せよ 鳥羽本陣を落とせ 300 300 300 300 小判×400
rB7 江戸を攻略せよ 江戸本陣を落とせ 350 350 350 350 小判×400
rB8 江戸を攻略せよ 江戸(元禄)本陣を落とせ 400 400 400 400 01王庭(馬)
rB9 江戸を攻略せよ 江戸(大阪冬の陣)本陣を落とせ 450 450 450 450 第3部隊開放
rB10 関ヶ原を攻略せよ 関ヶ原本陣を落とせ 500 500 500 500 02三国黒(馬)
rB11 本能寺を攻略せよ 本能寺本陣を落とせ 550 550 550 550 小判×700
rB12 越前を攻略せよ 越前本陣を落とせ 600 600 600 600 03松風(馬)
rB13 安土を攻略せよ 安土本陣を落とせ 650 650 650 650 小判×700
rB14 長篠を攻略せよ 長篠本陣を落とせ 700 700 700 700 04小雲雀(馬)
rB15 三方ヶ原を攻略せよ 三方ヶ原を本陣を落とせ 750 750 750 750 小判×700
rB16 桶狭間を攻略せよ 桶狭間本陣を落とせ 800 800 800 800 05高楯黒(馬)
rB17 京都を攻略せよ 京都(椿寺)本陣を落とせ 850 850 850 850 小判×700
rB18 鎌倉を攻略せよ 鎌倉(元弘の乱)本陣を落とせ 900 900 900 900 06花柑子(馬)
rB19 元寇を攻略せよ 元寇(博多湾)本陣を落とせ 950 950 950 950 小判×700
rB20 墨俣を攻略せよ 墨俣(承久の乱)本陣を落とせ 1000 1000 1000 1000 07青海波(馬)
rB21 阿津賀志山を攻略せよ 阿津賀志山(厚樫山)本陣を落とせ 1050 1050 1050 1050 08望月(馬)
rB22 京都を攻略せよ 京都(市中)本陣を落とせ 1100 1100 1100 1100 小判×400
rB23 京都を攻略せよ 京都(三条大橋)本陣を落とせ 1150 1150 1150 1150 小判×500
rB24 京都を攻略せよ 京都(池田屋二階)を本陣を落とせ 1200 1200 1200 1200 小判×600
rB25 京都を攻略せよ 京都(池田屋一階)本陣を落とせ 1250 1250 1250 1250 小判×700
rB26 江戸を攻略せよ 江戸(新橋)本陣を落とせ 1150 1150 1150 1150 小判×400
rB27 江戸を攻略せよ 江戸(白金台)本陣を落とせ 1200 1200 1200 1200 小判×500
rB28 江戸城下を攻略せよ 江戸城下本陣を落とせ 1250 1250 1250 1250 小判×600
rB29 江戸城内を攻略せよ 江戸城内本陣を落とせ 1300 1300 1300 1300 小判×700
rB30 太刀部隊の出陣1 太刀2体以上で結成された部隊で出陣せよ 150 0 0 150 小判×400
rB31 太刀部隊の出陣2 太刀4体以上で結成された部隊で出陣せよ 100 0 100 0 手伝い札
rB32 大太刀部隊の出陣1 大太刀1体以上で結成された部隊で出陣せよ 0 100 0 100 御札・松
rB33 粟田口部隊の結成 「粟田口」刀派の刀剣2体以上で結成した部隊で出陣せよ 150 0 150 150 御札・竹
rB34 来部隊の結成 「来」刀派の刀剣2体以上で結成された部隊で出陣せよ 120 120 0 100 依頼札
rB35 三条部隊の結成 「三条」刀派の刀剣3体以上で結成された部隊で出陣せよ 100 120 120 0 小判×200
rB36 堀川部隊の結成 「堀川」刀派の刀剣2体以上で結成された部隊で出陣せよ 80 150 0 150 小判×400
rB37 左文字源慶 江雪左文字、宗三左文字を同一部隊に編成し、出陣せよ 250 200 200 0 小判×700
rB38 粟田口吉光 乱藤四郎、骨喰藤四郎を同一部隊に編成し、出陣せよ 120 120 0 150 依頼札
rB39 刀工「来」 蛍丸、愛染国俊を同一部隊に編成し、出陣せよ 0 140 140 140 手伝い札
rB40 槍部隊の出陣 槍3体以上で結成された部隊で出陣せよ 200 0 0 200 手伝い札
rB41 脇差部隊の出陣 脇差6体で結成された部隊で出陣せよ 300 300 300 300 依頼札
rB42 大太刀部隊の出陣2 大太刀4体以上で結成された部隊で出陣せよ 200 200 200 100 依頼札
rB43 検非違使の撃破 検非違使と交戦し、勝利せよ 200 200 200 100 手伝い札・依頼札

遠征

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
rC1 初めての「遠征」 部隊を「遠征」に送り出し、1回成功させよ 300 200 250 300 依頼札
rC2 遠征初級 遠征「世直し一揆」を成功させよ 150 100 0 150
rC3 遠征中級 遠征「天下泰平」を成功させよ 100 150 50 150
rC4 遠征上級 遠征「比叡山延暦寺」を成功させよ 150 0 200 250 第4部隊開放

内番

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
rD1 初めての「内番」 刀剣達から任意の組み合わせで1組以上のペアを作り、内番を実施せよ 0 80 80 80 手伝い札
rD2 領地内の環境作り 刀剣の中から1組以上のペアを作り、内番を20回実施せよ 300 0 300 300 -

演練

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
rE1 初めての「演練」 他の審神者の部隊との「演練」を実施せよ 200 200 200 200 依頼札

手入れ

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
rF1 初めての「手入れ」 戦闘で傷付いた刀剣に「手入れ」を実施せよ 100 100 100 100 依頼札

刀装

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
rG1 初めての「刀装」 資源を使い、新しい「刀装」を作成せよ 100 100 0 100 手伝い札
rG2 初めての「刀装解体」 不要な刀装を「刀装解体」せよ 0 150 150 150 依頼札

鍛刀

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
rH1 初めての「鍛刀」 資源を使い、新しい刀剣を「鍛刀」せよ 50 0 50 50 依頼札
rH2 初めての「刀解」 不要な刀剣を「刀解」せよ 120 0 120 0 依頼札

錬結

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
rI1 初めての「錬結」 「錬結」を行い、刀剣を強化せよ 0 100 100 120 小判×200

5.月課任務

 1ヶ月を通して達成する目標値。ランクSSだと月初めで全て達成してしまうこともある。

出陣

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
mA1 敵部隊を40回撃破 1ヶ月間に敵部隊と交戦し、40回勝利せよ 80 0 0 0 -
mA2 敵部隊を80回撃破 1ヶ月間に敵部隊と交戦し、80回勝利せよ 160 0 0 0 -
mA3 敵部隊を160回撃破 1ヶ月間に敵部隊と交戦し、160回勝利せよ 320 0 0 0 -
mA4 敵部隊を320回撃破 1ヶ月間に敵部隊と交戦し、320回勝利せよ 640 0 0 0 -
mA5 検非違使を12回撃破 1ヶ月間に検非違使と交戦し、12回勝利せよ 0 0 0 80 -
mA6 検非違使を24回撃破 1ヶ月間に検非違使と交戦し、24回勝利せよ 0 0 0 160 -
mA7 検非違使を48回撃破 1ヶ月間に検非違使と交戦し、48回勝利せよ 0 0 0 320 -
mA8 検非違使を96回撃破 1ヶ月間に検非違使と交戦し、96回勝利せよ 0 0 0 640 -

演練

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
mB1 「演練」に12回挑め 1ヶ月間に12回「演練」を挑み、己の力量を知れ 0 80 0 0 -
mB2 「演練」に24回挑め 1ヶ月間に24回「演練」を挑み、己の力量を知れ 0 160 0 0 -
mB3 「演練」に48回挑め 1ヶ月間に48回「演練」を挑み、己の力量を知れ 0 320 0 0 -
mB4 「演練」に96回挑め 1ヶ月間に96回「演練」を挑み、己の力量を知れ 0 640 0 0 -

遠征

ID 任務名 内容 達成報酬
木炭 玉鋼 冷却材 砥石 その他
mC1 「遠征」を20回成功 1ヶ月間に「遠征」を20回成功させよ 0 0 80 0 -
mC2 「遠征」を40回成功 1ヶ月間に「遠征」を40回成功させよ 0 0 160 0 -
mC3 「遠征」を80回成功 1ヶ月間に「遠征」を80回成功させよ 0 0 320 0 -
mC4 「遠征」を160回成功 1ヶ月間に「遠征」を160回成功させよ 0 0 640 0 -

6.特殊任務

 3・4・5項とは別に、特別な事情などによって課される任務。任務が課せられる審神者は戦績・運営優良審神者である。上3つは年度始めに任命され、1年間その任に就く。

研修生受入

 審神者研修の後期に行なわれる、既存本丸での実地研修の際の研修生受入の任務。

 基本的に審神者歴3年以上・刀剣男士数40振以上の、歴史保全省対策局審神者管理部が『戦績・本丸運営・人間(担当官及び他審神者)関係全て良好』と認定した審神者へ研修生受入要請が入る。当然ながら、本丸の状況・戦況によって受入拒否も可能である。

 実地研修は1ヶ月となり、その間の一部日課任務については軽減または免除される。具体的な数値は実際の運営状況によって異なるが、凡そ通常の7割程度に軽減される。詳細は研修生受入打診時に担当官より提示される。

 なお、研修生は住み込みだが、本丸内の霊力安定の為に本殿ではなく離れ屋など別棟に住まわせることが義務付けられている。審神者はもとより、刀剣男士と同棟での宿泊は不可。

 また、研修期間中、研修生に手入・錬結をさせることは禁止されている。手入れ・錬結は審神者の霊力を使うため、不用意に研修生が霊力の上書をしてしまわぬためであり、絶対に守らねばならない。万が一、研修生がそれに不服を唱えた場合は直ぐに監査部及び養成所指導課に連絡し、研修を終了すること。刀装作成については問題なく行なえ、鍛刀については初期刀との絡みもある為、特別な許可がなければ行なえない。なお、研修生は養成所で鍛刀・刀解・錬結・手入の実践講習を受けており、無理に実地研修中に行なう必要はない。

 詳しい見習い研修実施方法については別途『審神者研修指南書(指導審神者用)』(該当審神者に当指南書と同時に配布)を参照のこと。

特別支援

 何らかの問題が発生した本丸に対してサポートに赴く任務。年若い審神者や人間関係構築が不得手な審神者など、本丸運営に重大ではないものの何らかの問題があり、円滑な運営が出来ていない審神者の許へ、状況が改善するなり改善の兆しが見えるまで定期的に訪問し、指導・支援を行なう。これらの問題は本丸の中に人間が一人しかいないため理解者がいないことによって発生することが多く、主に審神者の愚痴を聞いたり、悩み相談を受けたりといったメンタルケアが中心となる。

 また、国家反逆罪該当審神者(所謂ブラック審神者)の運営した本丸に赴き、刀剣男士の精神的慰撫を行なうこともある。刀剣男士が自らの意思で刀解か引継ぎかを選べるようになれば任務終了となる。刀解を望まない刀剣男士に新たな審神者を斡旋することもあるが、基本的に支援審神者がその受入審神者となることはない。但し、刀剣男士から政府職員への強い要望があり、正当な理由と該当刀剣男士の同位体が支援審神者の許にいなければ、引き継ぐこともあるが、非常に稀なケースである(基本的に支援審神者はほぼ全ての刀剣男士を揃えているため)。

救難支援

 本丸が敵の襲撃を受けた際、救援に向かう任務。現世や城下町で襲撃があった場合は陸軍歴史保守部隊現世対応部隊が赴くが、本丸襲撃に関しては霊力を保持していることが必須であるため、刀剣男士とともに審神者も該当本丸へと赴くことになる。

 前年度の戦績によって救難支援審神者は指定されるが、本指定前に戦術研修があり、不適格であれば指名解除される。なお、詳細は仮指定時に別途連絡する。

現代遠征

 20世紀から22世紀における歴史改変の兆候、時間遡行軍の気配などを伊勢神宮・下賀茂神社・護歴神社などが感知し、人間のみの陸軍では対応不可能な案件についての任務。基本的に脅威が去るまで、或いは調査が終わるまでの長期任務となるため、刀剣男士だけの遠征ではなく、審神者もともに赴く。

 当然ながら、当時の日本には歴史保全省もなく、審神者・刀剣男士も存在しないため、身分を明かすことは出来ない。しかしながら、場合によっては学校や企業などに潜入調査することも必要なため、該当する審神者と刀剣男士には赴く時代の戸籍やIDが与えられる。どのような仕組みかは知らぬほうが精神衛生上よいと思われる。大丈夫、犯罪ではない。

 なお、審神者や刀剣男士の存在はその時代の皇室・閣僚・警察庁長官には知らされており、審神者自身は『宮内庁書陵部調査室』の職員としての身分を持つ。これは実際には存在しない部署であり、審神者の公的身分を保証するために作られている。万が一身元照会などがあった場合は時空を超えて23世紀(審神者が所属する時代)の担当官課現代遠征係にて対応する。刀剣男士については外見が成人の場合(蛍丸を除く太刀以上、一部打刀)は同様に宮内庁職員としての身分を与えられる。また、任務内容によっては関係機関へ出向という手続きを取る。例えば、警察組織への潜入が必要な場合は、宮内庁皇宮警察職員→警視庁(もしくは都道府県警)への出向となる。

 現代遠征に赴く際は、現世での偽名及び審神者と刀剣男士の年齢・関係を登録すること。一定年齢以上の女性審神者は刀剣男士の誰かを夫と指名しておくほうが余計な詮索をされずに済む。詳細は申請書式を確認するように。

 また、現代遠征は最低1週間から最長1年にも及ぶため、1ヶ月を超える遠征に関しては仮住まいを政府が用意する。この仮住まいは本丸と直結しており、通常任務の遂行も可能になる。但し、審神者は出張先にいなければ刀剣男士の存在が安定しないため、遠征任務に専心することが推奨される。

 なお、伴う刀剣男士数は任務によって異なるが、最低1部隊、最大本丸全員となる。1部隊は家族として登録、他は同僚・親戚など適宜設定すること。詳細は担当官と相談するように。

7.報告書

 業務遂行にあたり政府に提出する報告書は以下の9種類。この他に審神者が行わなければならない『書類仕事』は審神者が不祥事を起こした場合の始末書・反省文・それらに伴う賠償責任関連書類であり、通常通りのまともな本丸運営を行なっていれば発生するはずのない書類である。

通常報告書

日報
毎日の業務についての数値報告書。出陣・遠征・演練については本丸内審神者専用端末を使って指示している場合は自動で入力される。鍛刀・刀装については実際の資材使用量と結果・近侍を入力、錬結・刀解については対象刀剣男士名を入力すること。所感記入欄もあるが、これは強制ではない。但し、優良審神者ほど、この所感欄も詳細に記されていることは事実である。
日報なので毎日業務終了後23:59までに担当官宛に送信すること。なお、事前に休日を担当官に連絡している場合、休日の日報は不要。余りに提出の遅れが多い場合にはそれなりのペナルティが科せられるため、毎日必ず提出すること。
※連絡の煩雑さを避けるために、着任時或いは担当官交代時に『年間休暇予定表』を提出しておくと担当官は非常に助かるので、是非活用願いたい。
週報
書式に則り1週間の数値と概要、所感を記入の上、翌週月曜午前9時までに担当官へと送信すること。
月報
書式に則り1ヶ月の数値と概要、所感を記入の上、翌月1日午前9時までに担当官へと送信すること。

特別報告書

 定期的に全員が提出するものではなく、特別な事例の場合に提出する報告書。以下の6種類。

戦況報告書
新たに確認された時代・戦場に出陣した際に発生する報告書。敵部隊の構成・戦場の様子などを報告し、該当日は毎日担当官に提出すること。充分に情報収集が為されたと政府関係部署が判断するまで報告義務があるので協力を願う。但し、この100年余り新たな戦場は出現しておらず、使用されていない。
刀剣男士状況報告書
新たに本御霊と契約成立・発見された刀剣男士が顕現した際に発生する報告書。基本は発見から3ヶ月だが、該当刀剣ではなくとも特別な事態と審神者が判断した場合にも報告すること。
研修報告書
実地研修生を受け入れている際に発生する報告書。どのような研修を行なったのかを日報・週報とは別に毎日提出すること。なお、最終週には審神者着任の可否も所見として記入すること。
支援報告書
支援に赴いた際に発生する報告書。対象本丸に赴いた日には必ず提出すること。
救難救助報告書
救難救助に赴いた際に発生する報告書。担当官・歴史保全省対策局情報部緊急事態対応課・陸軍歴史保守部隊参謀課に同じ書類を送信すること。送信の際は特殊暗号化プロテクトをかけることを必須とする。
現代遠征報告書
現代遠征任務に就いた場合の報告書。これは任務終了後に提出。普段の報告はこんのすけを通じ、現地時間の1日ごとに担当官へと行なうこと。

8.定例会議・定期報告会

 定例会議は半年に一度、通信回線を通じて全審神者同時に行なう。主に歴史保全省をはじめとした関係省庁や関係機関からの訓示や通達が行われる。

 定期報告会は2ヶ月に一度、ランダムに選出された審神者が城下町の議事堂に所属国ごとに集まり、日頃の運営について報告するものである。ランダムに選出とはいえ、ある程度は審神者歴や運営状況などを考慮し、より円滑な本丸運営が出来るように互いに利のあるようなメンバーを選出している。なお、前年度戦績優秀者はランカーのみの報告会とともに各国の報告会にもオブザーバーとして参加する。

9.懲戒処分

 審神者に何らかの問題が発生した場合の懲戒処分について。なお、降格は定期的な通常勤務評定による査定のため、『懲戒処分』ではない。

始末書
業務怠慢(初回勧告時)、本丸施設の破壊など、自本丸以外への影響が出ず、軽微と判断された事案への処分。
謹慎
本丸内にて1~5日の謹慎処分。この期間、出陣・遠征は可能だが、審神者の本丸外への外出は禁止となる(そのため、演練も不可)。自ら担当官への連絡を取ること(緊急時を除く)、他審神者との交流、現世家族との交流を禁止する措置。主に演練などで他審神者とのトラブル発生時に下される処分である。
減給
犯罪性はないものの、道義的・倫理的・社会的に問題のある行動に対しての処分。最長12ヶ月、最大80%までの減俸となる。
停職
犯罪性はないものの、道義的・倫理的・社会的に問題のある行動に対しての1週間以上の職務停止処分。停職期間中は城下町政庁エリアにある歴史保全省監督施設に滞在を義務づられる。現世との交流、他審神者との交流は可能ではあるが、業務端末・タブレット端末・携帯端末は本丸外に持ち出すことは出来ないので、備え付けの設備を利用することとなる。また、基本的に監督施設からの外出も禁止である。
停職期間中は当然ながら給与は発生しない。また、1ヶ月以上の場合、刀剣男士は一時顕現を解き、刀剣状態にて待機。本丸は宮内庁神祇局職員が同行した支援審神者が定期的に訪問し、維持する。
懲戒解雇(現世送還)
一般的な刑法における軽犯罪(罰金刑)、刀剣男士虐待、刀剣不正売買・強奪などのうち、責任の軽微な場合に課せられる処分で審神者資格は剥奪される。審神者の能力を封じた上で現世へと送還する。懲戒解雇であるので退職金はなく、場合によっては損害賠償責任を負う。また、再就職の斡旋も行なわず、護衛男士同行も認められない。
罪状によっては月に1回から年に1回の頻度で宮内庁監察局及び神祇局の面談を実施し、死亡するまで常に居住地を登録する必要がある。登録拒否或いは登録地情報に虚偽がある場合は収監対象となる。
なお、本丸は解体し、刀剣男士は基本的に刀解となる。刀剣男士の強い希望がある場合のみ、個別に引き取り引継ぎとなる。
懲戒解雇(逮捕収監)
最も重い処分で、刀剣男士虐待、刀剣不正売買・強奪、及び刑法にて懲役が科せられる犯罪に対して課せられる。審神者資格剥奪の上、罪状に合わせて収監される。この処分が下された場合、ほぼ終身刑であり、恩赦は認められない。懲戒解雇であるので退職金はなく、場合によっては損害賠償責任を負う。
なお、本丸は解体し、刀剣男士は基本的に刀解となる。刀剣男士の強い希望がある場合のみ、個別に引き取り引継ぎとなる。