1.刀剣男士の存在
元々『付喪神』は妖怪であり、本来刀剣の付喪神も妖怪である。しかし、人間が『刀剣の付喪神は戦神』として祀ったことによって、『神の末席に連なるもの』となった。飽くまでも人間の信仰が『刀剣の付喪神は神』としたのである。悪霊となって祟った菅原道真を天神として祀り神格を与えたのと同じこと。なお、協力を約していない刀剣の付喪神は『神』ではなく妖怪のままである。飽くまでも護歴神社に祀られている刀剣の付喪神のみが『神』となっている。
刀剣の付喪神(便宜上『本御霊』と呼ばれる)と政府の契約によって、その力の一部(便宜上『分霊』と称する)が『刀剣男士』となる。人の身を持つことは本御霊からのご提案であった。刀剣のままではそれを振るうものが必要となる。人間が時間遡行出来ないため、別の妖や式神が刀剣の使用者となる案も考えられたが、それには本御霊が難色を示した。『自分たち刀剣は人が作り振るった物であるから、やはり人に使われたい』とのことだった。そういった状況から『人』が振るうのでなければ己が肉体を得、己自身を振るえば良いという結論に達した。しかしながら、数多の分霊全てに肉体を与えることは本御霊の過剰な負担となるため、審神者が己の霊力を以って刀剣男士を受肉させることとなった。これにより、審神者と刀剣男士の関係はより強くなることとなる。また、審神者の霊力によって受肉したことによって、刀剣男士は多少審神者の思考・嗜好に影響を受けることが確認されている。これを一般的には『個体差』と呼ぶが、根幹(容姿・能力値・記憶)は全刀剣男士同じである。(なお、これらの根幹が通常とは異なるものを『亜種』と呼ぶ。)
分霊は刀剣男士となる際に『人の姿を取り、己の剣を振るい、主たる審神者の指揮の許、敵と戦う』という契約を結んでいる。また、この契約によって、刀剣男士は以下のことを理解している。
- 自分を呼び出した審神者が主となり、審神者によって肉体を得、維持していること
- 一般的な生活に対する知識(電気・ガス・水道などのライフラインや食べる・寝る・入浴する・排泄するなど)
- 何故この場に呼ばれたのか、誰と戦うのか、誰の指揮に従うのか、どうやって戦うのか
- 現代のひらがな・カタカナの読み書き(変体仮名ではなく、現代のかな文字での読み書きが可能)
2.刀剣男士の役割
歴史保全戦争において、人間が遡行できない時代での実働部隊として時間遡行軍を排除し、歴史改変を阻止することが第一の役割である。また、実際の戦闘のみではなく、過去の様々な時点を調査することにより、今後の敵の狙いや敵本拠地などの情報収集も重要な務めである。
刀剣男士は主の霊力がなければ存在できないため、主たる審神者を守ることも重要であり、審神者の生命を守ることは歴史改変阻止と同等の重要な務めと認識している。稀に襲撃の際に刀剣男士を庇い自らの命を落とす愚かな審神者がいるが、刀剣男士にしてみれば本末転倒であり、審神者が命を落とした瞬間、庇った刀剣男士を含め全ての刀剣男士は消滅し、本丸が壊滅することを審神者は肝に銘じなければならない。
出陣・遠征に付随し、刀剣男士の肉体(能力値)を強化する内番は刀剣男士の任務であり、決して遊びや余暇の暇潰しではなく、また審神者がなすべき業務でもない。内番を忌避する刀剣男士は任務拒否をしていることを自覚すべきである。
また、出陣・遠征における資源収集も刀剣男士が健やかな肉体でより安全に効率よく戦うために必要な手入れ・刀装の資源であることから、刀剣男士がなすべき務めの一つである。
3.審神者との契約
刀剣男士は顕現する際に審神者と主従契約を結んでいる。審神者は刀剣男士に肉体を与え、個々の命を与えた存在であるため、審神者が主、刀剣男士が従となり、刀剣男士は主である審神者の臣下として審神者に仕えることとなる。
審神者の中には『刀剣男士は神』と認識している者もいるが、正確にはそれは間違いである。『神』であるのは刀剣男士の本霊である刀剣の付喪神であり、刀剣男士はその神の力の一部(記憶と戦闘力)を写し取った存在にすぎない。そのため、審神者に影響を受け性格や容姿の違う亜種が生まれたり、個体差が存在するのである。神そのものであれば、高々人間の印象によって性質が変化することはない。
刀剣男士は審神者との契約により、主である審神者を第一とする。そのため、審神者を肉体的に傷つけることも生命を奪うことも出来ない。また、真名を掴む・神力を流し込むといった審神者の魂を掴む行為を行なっても、契約により審神者が絶対的上位者となっていることから刀剣男士が審神者を支配することは不可能である。
4.刀種
短刀
クリティカルが発生しやすく、また必殺の値が高く真剣必殺が発動しやすいため、打撃値以上の火力を発揮する。その反面、生存値・統率値はあまり伸びず、刀装装備スロットも1つしかないので、打たれ弱い。また、夜戦・屋内戦を得意とする。
- 装備刀装:軽歩兵・重歩兵・投石兵・弓兵・銃兵
- 基本能力:低い
- 遠戦:可(投石・弓兵・銃兵)
- 夜戦:強化
- 室内戦:強化・銃兵で遠戦可能
- 手入れ時間:とても短い
- 手入れ資源:とても少ない
脇差
打撃値・衝力値・必殺値が短刀以上。クリティカル時に相手を押し出しやすい。
- 装備刀装:軽歩兵・重歩兵・投石兵・弓兵・盾兵
- 基本能力:やや低い
- 遠戦:可(投石兵・弓兵)
- 夜戦:やや強化
- 室内戦:やや強化・遠戦不可
- 手入れ時間:短い
- 手入れ資源:少ない
打刀
昼戦・夜戦ともに活躍出来るオールマイティ型。
- 装備刀装:軽歩兵・重歩兵・軽騎兵・投石兵・盾兵
- 基本能力:やや高い
- 遠戦:可(投石兵)
- 夜戦:補正なし
- 室内戦:補正なし・遠戦不可
- 手入れ時間:やや短い
- 手入れ資源:やや少ない
太刀
バランスが良く扱いやすい。野戦ではメイン戦力となることが多い。また、レア度の高い刀剣男士が多い。
- 装備刀装:軽歩兵・重歩兵・軽騎兵・重騎兵・盾兵
- 基本能力:高い
- 遠戦:不可
- 夜戦:弱体化
- 室内戦:弱体化
- 手入れ時間:長い
- 手入れ資源:やや多い
大太刀
高火力・高耐久。狙った1体とその左右1体ずつの最大3体を一度に攻撃出来る。機動が低く、仲間にも相手にも先手を取られやすいのが難点。
- 装備刀装:軽歩兵・重歩兵・精鋭兵・軽騎兵・重騎兵・盾兵
- 基本能力:とても高い
- 遠戦:不可
- 夜戦:弱体化
- 室内戦:範囲→単体
- 手入れ時間:とても長い
- 手入れ資源:多い
槍
大器晩成型。刀装を無視して本体へ直接ダメージを与えることが出来る。
- 装備刀装:軽歩兵・重歩兵・槍兵
- 基本能力:高い
- 遠戦:不可
- 夜戦:弱体化
- 室内戦:弱体化
- 手入れ時間:やや長い
- 手入れ資源:とても多い
薙刀
必ず敵部隊全員を攻撃するが、十分な成長をさせるまでは個々の敵へのダメージは極めて少ない、まさに大器晩成型。
- 装備刀装:軽歩兵・重歩兵・槍兵
- 基本能力:高い
- 遠戦:不可
- 夜戦:弱体化
- 室内戦:範囲→単体
- 手入れ時間:やや長い
- 手入れ資源:とても多い
5.刀剣男士のレアリティと能力値
刀剣男士には、その本御霊との契約の難易度によって序・中・上・特・極という5段階のレアリティが存在する。刀剣としての価値が高いからのレアリティ(稀少度)ではなく、どれだけ刀剣男士となっていただくための契約が難しかったかがこの基準となっている。なお、初期42振以降のレアリティは初期組に倣って設定。レアリティが高ければその分、分霊数が少なく刀剣男士となりにくいため、稀少度が上がることとなる。
また、刀剣男士には以下の能力値が数値化されています。これは刀種・刀剣としての性能を刀剣男士としての能力に換算、数値化したものです。
- 生存:生命力。敵の攻撃を受けると減少し、中傷・重傷となっていき、0になると破壊されてしまう
- 打撃:攻撃力。攻撃する際、敵に与えるダメージの大きさ。打撃が大きいほど一撃で与えるダメージ量が増加する
- 統率:防御力。刀剣男士と装備している刀装の損害を抑える効果がある
- 機動:攻撃を行なう順番に関係する。より高いほうが先に攻撃できる
- 衝力:敵を後退させる力。ダメージを与えた際、敵が後退しやすくなる
- 範囲:同時に攻撃出来る範囲
- 必殺:追い込まれたときの『真剣必殺』の発動のしやすさ。高い必殺を持つ刀剣男士ほど、真剣必殺の発動率が高くなる
- 偵察:戦闘開始時に相手の布陣を偵察する。より高い偵察を持つほど成功率が上がる
- 隠蔽:戦闘開始時に相手側からの偵察から自分の布陣を隠蔽する。より高い隠蔽を持つほど相手の偵察の成功率が下がる
6.刀剣男士一覧
No. | 刀剣男士名 | 刀種 | 刀派 | 鍛刀 | ドロップ | 特殊条件 |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 三日月宗近 | 太刀 | 三条 | 〇 | 〇 | なし |
5 | 小狐丸 | 太刀 | 三条 | 〇 | 〇 | なし |
7 | 石切丸 | 大太刀 | 三条 | 〇 | 〇 | なし |
9 | 岩融 | 薙刀 | 三条 | 〇 | 〇 | なし |
11 | 今剣 | 短刀 | 三条 | 〇 | 〇 | なし |
13 | 大典太光世 | 太刀 | 三池 | × | 〇 | なし |
15 | ソハヤノツルキ | 太刀 | 三池 | × | 〇 | なし |
17 | 数珠丸恒次 | 太刀 | 青江 | 〇 | 〇 | なし |
19 | にっかり青江 | 脇差 | 青江 | 〇 | 〇 | なし |
21 | 鬼丸国綱 | 太刀 | 粟田口 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
23 | 鳴狐 | 打刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
25 | 一期一振 | 太刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
27 | 鯰尾藤四郎 | 脇差 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
29 | 骨喰藤四郎 | 脇差 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
31 | 平野藤四郎 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
33 | 厚藤四郎 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
35 | 後藤藤四郎 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
37 | 信濃藤四郎 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
39 | 前田藤四郎 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
41 | 秋田藤四郎 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
43 | 博多藤四郎 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
45 | 乱藤四郎 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
47 | 五虎退 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
49 | 薬研藤四郎 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
51 | 包丁藤四郎 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
53 | 大包平 | 太刀 | 古備前 | × | 〇 | なし |
55 | 鶯丸 | 太刀 | 古備前 | 〇 | 〇 | なし |
57 | 明石国行 | 太刀 | 来 | 〇 | 〇 | なし |
59 | 蛍丸 | 大太刀 | 来 | 〇 | 〇 | なし |
61 | 愛染国俊 | 短刀 | 来 | 〇 | 〇 | なし |
63 | 千子村正 | 打刀 | 村正 | 〇 | 〇 | なし |
65 | 蜻蛉切 | 槍 | 村正 | 〇 | 〇 | なし |
67 | 物吉貞宗 | 脇差 | 貞宗 | 〇 | 〇 | なし |
69 | 太鼓鐘貞宗 | 短刀 | 貞宗 | 〇 | 〇 | なし |
71 | 亀甲貞宗 | 打刀 | 貞宗 | 〇 | 〇 | なし |
73 | 燭台切光忠 | 太刀 | 長船 | 〇 | 〇 | なし |
75 | 大般若長光 | 太刀 | 長船 | × | × | イベント限定 |
77 | 小竜景光 | 太刀 | 長船 | 〇 | × | なし |
79 | 江雪左文字 | 太刀 | 左文字 | 〇 | 〇 | なし |
81 | 宗三左文字 | 打刀 | 左文字 | 〇 | 〇 | なし |
83 | 小夜左文字 | 短刀 | 左文字 | 〇 | 〇 | なし |
85 | 加州清光 | 打刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
87 | 大和守安定 | 打刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
89 | 歌仙兼定 | 打刀 | 兼定 | 〇 | 〇 | なし |
91 | 和泉守兼定 | 打刀 | 兼定 | 〇 | 〇 | なし |
93 | 陸奥守吉行 | 打刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
95 | 山姥切国広 | 打刀 | 堀川 | 〇 | 〇 | なし |
97 | 山伏国広 | 太刀 | 堀川 | 〇 | 〇 | なし |
99 | 堀川国広 | 脇差 | 堀川 | 〇 | 〇 | なし |
101 | 蜂須賀虎徹 | 打刀 | 虎徹 | 〇 | 〇 | なし |
103 | 浦島虎徹 | 脇差 | 虎徹 | 〇 | 〇 | なし |
105 | 長曾祢虎徹 | 打刀 | 虎徹? | 〇 | 〇 | なし |
107 | 髭切 | 太刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
112 | 膝丸 | 太刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
116 | 大倶利伽羅 | 打刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
118 | へし切長谷部 | 打刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
120 | 不動行光 | 短刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
122 | 獅子王 | 太刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
124 | 小烏丸 | 太刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
126 | 抜丸 | 太刀 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
128 | 同田貫正国 | 打刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
130 | 鶴丸国永 | 太刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
132 | 太郎太刀 | 大太刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
134 | 次郎太刀 | 大太刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
136 | 日本号 | 槍 | - | 〇 | 〇 | なし |
138 | 御手杵 | 槍 | - | 〇 | 〇 | なし |
140 | 巴形薙刀 | 薙刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
142 | 毛利藤四郎 | 短刀 | 粟田口 | 〇 | 〇 | なし |
144 | 篭手切江 | 脇差 | 江 | × | 〇 | なし |
146 | 謙信景光 | 短刀 | 長船 | 〇 | 〇 | なし |
148 | 小豆長光 | 太刀 | 長船 | 〇 | 〇 | なし |
150 | 日向正宗 | 短刀 | 正宗 | × | × | イベント限定 |
152 | 静形薙刀 | 薙刀 | - | 〇 | 〇 | なし |
154 | 南泉一文字 | 打刀 | 福岡一文字 | × | × | イベント限定 |
156 | 千代金丸 | 太刀 | - | × | × | イベント限定 |
158 | 山姥切長義 | 打刀 | - | × | × | イベント限定 |
160 | 豊前江 | 打刀 | 江 | × | × | イベント限定 |
162 | 弥々切丸 | 大太刀 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
164 | 白山吉光 | 剣 | 粟田口 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
166 | 南海太郎朝尊 | 打刀 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
168 | 肥前忠広 | 脇差 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
170 | 北谷菜切 | 短刀 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
172 | 桑名江 | 打刀 | 江 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
174 | 水心子正秀 | 打刀 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
176 | 源清磨 | 打刀 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
178 | 松井江 | 打刀 | 江 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
180 | 山鳥毛 | 太刀 | 福岡一文字 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
182 | 古今伝授の太刀 | 太刀 | 豊後国行平 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
184 | 地蔵行平 | 打刀 | 豊後国行平 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
186 | 治金丸 | 脇差 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
188 | 日光一文字 | 太刀 | 福岡一文字 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
190 | 太閤左文字 | 短刀 | 左文字 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
192 | 五月雨江 | 打刀 | 江 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
194 | 大千鳥十文字槍 | 槍 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
196 | 泛塵 | 脇差 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
198 | 一文字則宗 | 太刀 | 福岡一文字 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
200 | 村雲江 | 打刀 | 江 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
202 | 姫鶴一文字 | 太刀 | 福岡一文字 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
204 | 福島光忠 | 太刀 | 長船 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
206 | 七星剣 | 剣 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
210 | 稲葉江 | 打刀 | 江 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
212 | 笹貫 | 太刀 | - | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
214 | 人間無骨 | 槍 | 兼定 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
216 | 八丁念仏 | 太刀 | 古備前 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
218 | 石田正宗 | 打刀 | 正宗 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
220 | 実休光忠 | 太刀 | 長船 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
222 | 京極正宗 | 短刀 | 正宗 | × | × | イベント・特殊鍛刀限定 |
7.極
嘗て錬度上限に達した刀剣男士の更なる能力開放を目的として行われたが、様々な不具合の発生を以て現在は行われていない。
一部刀剣に至っては嘗ての主を軽んじたり、本霊とは異なる思考を持つようになるなど、様々な異常が報告された。
それらのことにより、本霊が『己が分霊とは異なる存在である』と認識してしまったことにより、計画は中止された。
8.刀剣男士擬似体
所謂、『堕ちた刀剣男士』である。国家反逆罪該当審神者によりその尊厳を奪われ虐待された刀剣男士が審神者不信から人間不信に陥り、被害者から加害者に転じ、人間を虐げることに愉悦と快楽を覚えるようになった存在が主である。また、過剰に愛され大切にされた刀剣男士がその審神者のみを求めるあまり、後任の審神者を虐げ、それに対して罪悪感を抱かず愉悦と快楽を覚えるようになったケースもある。
どちらであれ、ごく普通のまともな刀剣男士からは『あれらと同じと思われたくはない』との意見も多く、上記のような個体を『擬似体』と称する。擬似体は既に刀剣男士ではなく、本霊から切り離された存在であり、刀解しても本霊に戻ることはなく消滅するのみである。
刀剣男士からは人間不信ならば何故未だに人型を取り人間に関わるのかと疑問を呈されているが、これは政府側に非のあるケースも少なくない。錬度や希少度を惜しみ、刀解を拒否しているうちに刀剣男士が刀解できぬほどに堕ちている場合も多い。その一方で刀剣男士側が刀解も含めて人間に関わりたくないと思っている間に穢れが溜まり落ちてしまうケースもある。また、逆賊審神者摘発後『今は何も考えられない、暫く心身ともに休んでから改めて刀解か再び戦うかを決めたい』という理性的な返答の刀剣男士の場合、擬似体へ堕ちることは殆どない。
なお、刀剣男士は顕現した審神者の性質に強く影響を受けるため、擬似体へと堕ちてしまうのはある意味当然のことともいえる。特に逆賊審神者に顕現された刀剣男士は堕ちる以前から審神者や同胞たる他の刀剣男士よりも己と身内のみを優先させる個体が多いことも判明している。摘発された逆賊審神者の本丸や後任拒否の本丸において、擬似体へと堕ちていない個体は殆どが他本丸からの引継ぎ刀剣男士である。