万が一の本丸襲撃などの危急時の対応についての決めごとです。
1.危急時対応
審神者業務端末、タブレット端末、携帯端末の空白部分を5秒間の長押すると、担当各部署に緊急時救助要請信号が発信されます。
信号を確認すると、即座に危急時対応が取られ、審神者は強制的に本丸内審神者執務室へと移動、自動的に業務端末が担当官へと接続されます。結界・障壁が強化され外部からの侵入を防ぐとともに登録されている霊力の支配下にないもの(本丸所属刀剣男士とこんのすけ、馬)を政府内収監施設に強制転移する咒が発動します。また、ゲートの承認が一時的に政府管理下に移り、危急時対応部隊(陸軍特殊部隊、宮内庁神祇局陰陽部、救難支援審神者とその刀剣男士)が武装し当該本丸へと救援に向かいます。
この危急時対応措置の状態においてのみ、審神者がその場におらずとも刀剣男士の手入が可能であり、手入は手入部屋に入ると同時に自動的に手伝い札使用状態となります。また、手入札・資材はこの場合に限り本部より自動的に不足している必要分が支給されます。
2.本丸放棄
襲撃などにより本丸を放棄する場合、業務端末の初期化を行なう必要があります。これは業務端末の電源が入っていない場合でも可能です。ESC+Delete+BackSpaceキーを同時に5秒以上押下することで業務端末のハードディスクが物理的・自動的に破壊されます。
業務端末破壊と同時に本丸の緊急時システムが発動し、審神者執務室と私室を繋ぐ扉が歴史保全省歴史改竄対策局審神者部緊急対応課へのゲートとなります。
審神者のゲート通過と同時に本丸の咒によって当該本丸所属の刀剣男士も強制的に緊急対応課へと転送されます。転送後、本丸は封鎖され、中にいる者の出入り不可能となります。状況を把握後、危急時対応部隊(陸軍特殊部隊、宮内庁神祇局陰陽部、救難支援審神者とその刀剣男士)が武装し当該本丸へと向かいます。
3.こんのすけエスケープ
本丸襲撃などにより審神者が生命の危険に晒され、且つ執務室へ行くことが困難な場合は審神者業務支援管狐(通称こんのすけ)が緊急避難ゲートとなります。こんのすけはいかなる呪縛術・封印・物理的封じ込めも不可能な術式によって保護されており、いかなる場合であっても審神者が呼び掛ければ姿を現します。
こんのすけにより緊急避難した場合は、審神者は歴史保全省歴史改竄対策局審神者部緊急対応課へと転送されます。その後の対応は本丸放棄の際と動揺となります。
但し、絶対にあってはならないことですが、審神者の咎により刀剣男士が造反した場合、こんのすけによって転送されるのは宮内庁神祇局監察部となり、当該審神者の運営する本丸所属の刀剣男士は転送されず、即座に宮内庁神祇局監察部と特別支援審神者が当該本丸へと赴くこととなります。