1.歴史修正主義者
個人的理由、あるいは独善的な歴史観から歴史を変えようとする人間の集まりで『正統歴史守護軍』を自称するテロリストのことをいいます。表向きはNPO・市民団体などを装っており、ころころとその衣を替えるので現在に至るまで根絶に到っておりません。
元々は、肉親や愛する者の死を回避したいという切なる想い、あるいは失敗をなかったことにしたいという誰でも持ってしまう思いから歴史改変は始まったものと思われますが、やがて日本国あるいは世界の現在の歴史を否定する者たちが出、それが『歴史修正主義者』となりました。
正統歴史守護軍(自称)
歴史修正主義者の組織。現在の歴史を『不当なもの』とし、自分たちの考える独善的な『理想の歴史』を『正統な歴史』とするために歴史改竄を目指しているものと思われます。
首謀者・組織構成員など一切不明ですが、どうやら内部は一枚岩ではない様子で、国粋主義者・愛国者もいれば、反日主義者・単なる破壊欲求者もいる模様です。
- 召喚師(自称)
- 『正統歴史守護軍』の実戦指揮官。政府でいうところの審神者に該当する者を指します。幹部と同じ思想を持つ者の他、任官しなかった(あるいは出来なかった)審神者資質のある人間たちで構成されています。中には誘拐・拉致された者もいます。
- 時間遡行軍
- 歴史修正主義者の審神者に使役される刀剣の付喪神のことです。刀剣男士が名のある刀剣や刀工に作られた名剣である一方、歴史に残らなかった『名もなき刀剣』の付喪神であるようです。中には戦場で折れた刀剣に名もなき兵士の怨嗟や怨念、生への執着といった念が宿った物もあります。
2.検非違使
2208年に存在が確認された第3勢力で詳細は不明。神祇局陰陽部の見解では、平安~鎌倉時代の検非違使の念が刀剣に宿ったのではないかとのことですが、確定ではありません。現在、詳細を調査中。場合によっては協力体制が取れないかも模索しています。
これら敵対勢力については情報保守の観点から、マニュアルには概要のみ記載しています。詳細は政府各機関からの通達メールでご確認ください。