1.本丸の所在地
八百万の神々の力によって作り出した、何処の時間軸にも何処の地域にも属さない亜空間。
イメージとしては宇宙に浮かぶカプセルの中に本丸施設がある状態。それぞれの本丸が独立しており、ゲートを通じて他本丸・万屋街・政府庁舎・演練場と繋がっている(戦場や遠征先は時間遡行装置で繋がる)。
2.本丸ID
各本丸によってIDが振られている。番号は本丸開設順ともいわれるが、実数よりも多いため、適当ともいわれている。
3.本丸
マヨヒガ設定も美味しいけど、ここは超ハイテク施設ということで設定。
電気ガス上下水道完備だが、どこから供給されているのかは国のトップシークレット。ぶっちゃけ、歴史保全省技術局開発部本丸課以外は理解できていない。
本丸の建築様式は①武家屋敷 ②寝殿造 ③天守閣付きの城郭 ④ベルサイユ宮殿風 ⑤学生寮風マンションの5つから選択可能。ぶっちゃけ④は徹夜続きでハイになった開発局員が勢いで作って実装した。この建築様式を選んだ審神者は結局半年程度で①か③に改築している(刀剣男士があまりに馴染めなかったため)。②は寝殿造であるため平屋となり、敷地がかなり広大になる。本丸によっては敷地内に里山や森林、湖や川が出来たりもする。それを霊力量が豊かだから出来ると勘違いしている審神者も多いが、単に本丸空間をどうイメージしているかの違いでしかない。神祇局としては霊力の無駄遣いでしかないので非推奨。中には本丸敷地内の里山などに『霊力を保存している』とこれまた勘違いしている審神者もいるが、単に垂れ流しているだけで霊力保存にはならない。本当に霊力保存を考えている審神者は霊珠を陰陽部に発注してそこに霊力を毎日一定量注いで保存している。
敷地は高さ3メートルほどの壁に囲まれている。内側は景観を損ねないように白壁。これは飽くまでも本丸の境界線を視覚化したための外壁であり、それ以上の意味はない。
また、敷地の外部には政府の術者が施した結界が張られているものの、大抵の審神者はその内側に自らも結界を施す。
4.本丸の施設
- ゲート
- 時間遡行装置がゲートであり、本丸そのものがゲート。そのため本来本丸内に『ゲート』と呼ばれる施設はない。但し、判りやすくするために大手門をゲートとしている本丸が多い。詳しくは世界観の時間遡行システム参照。
- 厨房
- 最新のシステムキッチンが配備されている。ちなみにオール電化なのは火にトラウマのある刀剣男士がいるため。そのほか、1升炊き炊飯器と大型冷蔵庫、電子レンジ、電気ポットは標準で装備されており、本丸開設時には基本的な調味料と食材が準備されている。
なお、刀剣男士が20人を超えた時点で申請すればキッチン→調理室並みの広さの厨房へと変更することが可能。 - 浴室
- 銭湯のような大浴場。本丸の不思議パワーで審神者がいればお湯は1日の終わりに自動排水され、自動的に掃除される。40人以上が一度に使えるだけの広さをもっているからの便利機能。
なお、審神者の個室にはユニットバスもついている(女性審神者に対する配慮)。
また、有料オプションで温泉化、露天風呂・サウナ・打たせ湯設置も可能。 - 厠
- 刀剣男士用は馴染みのある(?)和式。審神者の個室には洋式ウォシュレットのトイレがついている。なお、申請すれば刀剣男士用も同様のものに変更することが可能。
- 広間
- デフォルトは和室だが、洋室(フローリング)にすることも可能。本丸初期は50畳ほどの広さだが、拡張することもできる。なお、大広間を公的な場(出陣指示や本丸運営会議的なもの)とし、普段の生活の集いの間として別に居間を設定することも可能。
- 審神者執務室
- デフォルトは和室だが、洋室に無料で変更可能。執務机(和室のときは大きめの文机)がついており、据え置き型の大型モニターの最新型パソコン端末がある。なお、業務用として審神者にはタブレット端末及びスマホ型小型端末(音声通話可能)が支給されている。
- 審神者私室
- 執務室と扉で繋がっている。デフォルトは和室だが、洋室に無料で変更可能。布団、箪笥、本棚、テレビが標準装備されており、女性審神者の場合は更に鏡台もついている。家具に関しては自身で購入することにより変更可能。
なお、審神者の個室は非常事態時のシェルターになるため、強固な結界が初めから施されており、審神者が許可した者しか入ることは出来ない。デフォルトの設定は刀剣男士入室許可。こんのすけは政府からの監視役の面もあるため入室不許可設定には出来ない。
また、緊急避難用として政府(歴史保全省庁舎)直通の避難口もある。普段はクローゼットor押入れの扉だが、審神者が非常事態と認識することによって避難口へと変化する。 - 刀剣男士部屋
- 1人部屋から複数共同部屋までどうにでも出来る。デフォルトは1人あたり6畳の和室。希望によっては洋室へと変更可能。和室の時には隣の部屋との仕切りが襖であるため、ほぼプライバシーはない。中にはプライバシーを保ちたい派のために別棟を作るケースもある。
※大抵の本丸は武家屋敷または寝殿造仕様のため、審神者の住む主棟・寝殿(広間や厨房もここにある)と刀剣男士の個室のある別棟で構成される。 - 大手門
- 設定により城下町・他本丸・戦場に繋がる。大手門を開くには審神者の生体認証が必要。(指紋認証+虹彩認証+静脈認証+声紋認証とかなり厳重な管理がなされる)
本丸稼動後、外側から開かれるのは、審神者またはこんのすけが許可を出したときのみ。 - 畑
- 本丸敷地内にある。現世に比べて多少生育が早いが、1日で実ったりはしない。内番の2人で世話が出来る程度なので畑というよりは家庭菜園といった規模でしかない。デフォルトの状態だと救荒作物である甘藷(サツマイモ)と馬鈴薯(ジャガイモ)が栽培されているが、審神者や刀剣男士の好みによって他の作物を作ることも可能。種や苗は通信販売や万屋で購入できる。
なお、畑仕事は飽くまでも任務の一環として設定されており、自給自足を促すためのものではない。中には籠城戦に備えて食料を備蓄すると考えている審神者もいるが、政府としては籠城する前にとっとと緊急脱出システムで政府に逃げろというスタンスなので、畑仕事での食料備蓄は推奨していない。
また、本丸の食料消費に関しては政府の農林水産業計画にも組み込まれており、現世の経済活動活発化及び第一次産業保護のためにも積極的に通販利用を推奨している。 - 武道場
- 手合わせのための道場。有料オプションで筋トレマシーンや水練のためのプールを作ることも出来る。基本は剣道場。
2211年以降、システム開発により、政府主催イベントのマップのように、擬似遡行軍とも戦えるようになり、部隊を組んでの戦闘訓練も可能になった。また、野戦・市街戦・室内戦(それぞれ昼・夜・夕方・晴れ・雨・曇天が選択可能)もできるようになった。演練と同じように受傷・刀装減少は戦闘終了後に回復する。
上記システムは設置費用が高額のため、審神者ランク上位の審神者の本丸には無料設置だが、それ以外は実費がかかる。因みにおおよそ、東京都の23区外で戸建てを購入する程度の実費がかかる。
5.本丸の増築
審神者の端末から申請すれば即座に反映される。また部屋配置変更もドラッグ&ドロップで一瞬で可能。
刀剣男士部屋の増築は無料だが、茶室・祈祷所・神楽殿・泉殿などの有料オプションもある。
6.鍛刀部屋の小人
ゲームでは鍛刀所の式神しかいないが、手入部屋・刀装部屋にもいる設定。
式神か妖精か。西洋のブラウニー的なお手伝い妖精。審神者の霊力を増幅させて刀剣や資材に働きかける性質を持つ。ただ、妖精自体に審神者の霊力はないので、あくまでも審神者がいることが前提。
基本的に対面していないと妖精は審神者の霊力を受け取れないが、力の強い審神者であれば、本丸内にいるだけでも大丈夫。
ちなみに手伝い札を使うと一気に霊力を妖精さんに吸われる。鍛刀時間3時間の場合は3時間の間に徐々に必要な霊力を妖精が吸収するが、手伝い札を使うと必要分を一瞬で吸う。