1.刀解
刀剣男士と審神者の契約解除に当たる。審神者の一部には刀剣男士を殺すことと認識している者もいるが、刀剣男士側は単なる退職(契約解除)・求職期間突入という程度の認識しかない。
但し、一度も顕現していない刀剣は分霊が宿っていないため、単に刀という物質を素材に戻すだけの作業となる。
なお、刀剣男士の思考は顕現した審神者に影響を受けるため、『刀解=死』と捉えている審神者の刀剣男士は同じ認識になる場合がある。
2.手入
現実の日本刀の手入のような柄を外してふき取って打ち粉を振って……という手順は必要ない。(日々のメンテナンスとして『刀剣』の手入をする審神者もいるし、刀剣たち本人もこの手入は行なう)
飽くまでも傷を直すための『手入』は本丸に組み込まれた術式で、審神者が直接行なうわけではない。ゲームにおいても手入時間中に手入メンバーは手入部屋に突っ込んでその他の行動が取れるので、審神者が付きっ切りではないと判断。
また、ゲーム画面上、打ち粉を振っているエフェクトがあるため、鍛錬所の式神と同様に式神が刀剣をポンポンしているものとする。
3.出陣
出陣の戦場選択、進軍・撤退の指示は審神者の端末から行なう。なお、戦場では時間の流れが短縮され、実際の戦闘風景を見ることはない。そのため、1戦闘にかかる時間は審神者にとっての5分になるように設定されている。移動にいたっては一瞬。このことから、1時間に12戦闘が可能。特にブラック系運営をしなくとも、1日に100戦闘をこなす審神者は少なくない。
一般的な審神者だと50戦闘程度で、ピュアホワイト()になると政府が最低限のノルマとして示している10戦闘。
なお、撤退指示のタイミングは審神者によって違っている。当方の創作全般において、軽傷または軽傷未満刀装剥げでの帰還は刀剣男士が不満を持つ第一要因としている。
4.遠征
ゲームと同じで、審神者が出来るのは部隊編成と遠征先決定まで。遠征中の様子を見ることや通信は出来ない。
作品によってはゲーム内の所要時間とは別に数日・数ヶ月かかると設定しているものもあるが、当方ではゲーム内の所要時間と同様の時間しか掛からない。時間遡行装置で現地まで飛び、現地調査でその所要時間を過ごしている。つまり移動時間は0。そもそも移動時間が何処を基準にするか不明だから、やはり本丸-調査する現地の移動は考えないこととする。
5.演練
本丸とは別の異空間にビジネスビルのような演練場があり、そこで行なわれる。ビルは30階建ての高層ビルで各フロアに20室の対戦室と1室(かなり大きめ)の休憩室がある。同時に600対戦が可能。対戦室での対戦となるため、無関係の審神者や刀剣男士の見学は出来ない。休憩室やロビーで他本丸との交流は可能。
演練参加は事前申請が必要で、審神者の業務端末の演練をクリックすると参加申請が出来る。そこで翌日の対戦エントリーとなり、第一試合の時間と対戦室が知らされる。午前と午後に最大5戦ずつ対戦可能だが、全て参加する必要はない。
演練の対戦は出陣の戦場とは違って時間短縮はされないため、1戦闘に要する時間は最大1時間までとされている。1時間を越えると強制終了となり、判定によって勝敗がけっているする。
拘束時間が長くなるため、日課任務ではなく月課任務となっており、月に1回以上且つ5戦以上参加すればいいことになっている。つまり、1回参加で5戦でもいいし、5回参加で1戦ずつでもいい。
6.顕現(審神者との契約)
鍛刀にしろドロップにしろ、刀剣を得ただけの段階ではまだ『刀剣男士』の魂は宿っていない。あくまでも依り代としての『刀』があるだけ。
審神者が霊力を注いで始めて魂が宿る。
顕現の際に刀剣男士は己を喚んだ者が自分の所有者であり指揮官であること(=守り支えるべき相手であること)を理解する。そのため、基本的に最初から審神者への好感度は高い。好感度MAX100・初期値50として、既に顕現時に好感度75はある状態。
なお、一定期間審神者の霊力を受けない(審神者が本丸にいない)場合、自動的に刀解される。審神者が退職した場合も同様で、契約が切れた段階で刀解となる。